最後の土筆は、てんぷらで。

土筆の天ぷら

はい、この前にブログで書いた、好きだけど家庭で作らなくなったおかずの、天ぷら。それが久々に、我が家の食卓に登場です。

我が家でも、前はいつだったっけ、というぐらいだいぶ前。なんで妻が天ぷらを思い立ったかというと、野生ではないけど、タラの芽がスーパーに出ていたからと。春の味覚に誘われてですね。

そして、なんとなんと、その日に妻が土手で摘んだ土筆が登場。土筆の天ぷらとは意表をつかれました。衣には、ちょっぴり塩を効かせいると。早速味わう。サクッ。かすかに甘みが、じんわり頭の苦みが。これは、天ぷらといえど、さっぱりして旨い。土筆って、味わい方は、たまごとじばかりではないんですね。

その他には先日紹介した、たいらぎ貝、もちろん入っています。たいらぎ貝は殿ちゃんの大好物。犬の陸君が狙っているのは、海老に鶏肉、竹輪。私たちは野菜もいろいろ味わいましょう、ナス、たまねぎ、ピーマン、かぼちゃ。

これだけ並ぶと豪華です。大根おろしをつゆにたっぷりと入れて。お汁は、地元産大分のあさりで。東京ではあさりって中国産ばかりだったけど、大分の貝は身がぷりぷりして、味も深い。ところで陸君はなぜか天かすが好き。本当に犬って、意外なものを好むのですね。そんなわけで、みんな大満足の天ぷらでした。特に土筆の天ぷら、おいしいですよ。目でも味わえるから。