パリッパリの春巻き。

春巻き

昨日の夕食、メイン料理は春巻き。陶器まつりの最終日に、妻が買ってきた皿に乗って登場。春巻きが多すぎて、肝心の皿が見えないではないか。

ついでにポン酢を入れる小皿も買ってきたものです。ポン酢はもちろん、かぼす醤油。作って数カ月も経つと、酸味のとげとげしさが段々と落ち着いてきました。いい味です。

パリンパリンと音をさせながら食べると、陸君の目が段々と真剣に。そうなんです。彼は春巻きが大好き。何年か前の、妻との岡山暮らしの時です。妻は、春巻きの具を作り鍋に冷ましていた。突然、外出の用事ができて小一時間ほど家を離れた。帰ってくると、鍋の中には人参一切れだけがこびりついていたそうな。陸君は、思いっきり叱られたらしいけど、なによりも満足したことでしょう。いっぱいあったらしいから。以来、春巻きなどの具材料は、絶対に陸の届かない場所に置いている。

そんなわけで、妻が多めに作った春巻きです。今日の陸は、よだれを出すこともなく、キリッと待っている。はいはい、待っててねと、ほぼ2個分は平らげました。

いま、世の中では手作り餃子が流行っているけど、手作り春巻きもおいしいですよ。春巻きって、皮のパリパリもそうだけど、具の食感がいいのですね。きくらげのしこしこ感。なかでも、はるさめがかぼす醤油と良く合う。そして、まだ具は残っていた。今日の朝、オムレツの中身で、いただきました。