お節から、お菓子。

お節から菓子

もうとっくのとうにお節は終わっているのだが、2〜3日前まで、ご覧の菓子があった。

左は栗きんとんの材料で、お節に入りきらなかったものを、さらに、甘露煮のお汁、バター、生クリーム、卵を追加。火に掛けて軟らかくし、型にはめてオーブンで焼いた、という。

右は、栗の渋皮煮と、お節の残り物の栗きんとんを合わせたもの。同じく、バター、生クリーム、卵、さらに表面に卵を塗ってオーブントースターで焼いたらしい。それが右と左の違いだとか。なるほど、どっちも甘さが結構抑えられて、栗のほっこりさ、さつまいもが程良い餡の役目をして、これが旨い。

栗きんとんが結構多かったから、余ったのはどうするのだろうかと思っていたが、こういうお菓子になるとは思ってもみなかった。和菓子や洋菓子、スイーツなどと呼び方を越えたものが、自家製の手作り菓子にはあるのですね。美しいとは言い難いけど、どこか素朴。めったと作れないだろうけど、ほのぼのとした家庭的な味わいがあるものです。

50代の私たちって、子供の頃はそんなにスナック菓子がなかったから、さつまいもなどを使った自家製のおやつが結構あったと思う。私の友達に、スナック菓子を食べると身体の調子がおかしくなる人がいる。様々な添加物のどれかが身体に合わないのだ。もう今は添加物慣れしている人がほとんどだろうけど、無添加の自家製菓子がカラダには優しいかもしれないよ。簡単に言えば、さつまいものふかし芋でいいのですよ。