クリスマスのケーキ。

クリスマスのケーキ

我が家でも、クリスマスのケーキが登場しました。素朴なパウンドケーキです。3日くらい前に、妻が焼いたもの。ブランデーやら、玉子やら、流し込んで懸命に混ぜ合わせます。

私も混ぜるのをほんのちょっとだけ手伝ったんだけど、こんなに力がいるとは知らなかった。妻が、攪拌機というか、ハンドミキサーを欲しがるわけです。これは大変な作業。こんど家電店に行ったら、買いましょう。納得しましたから。

で、型にはめてオーブンで焼く。取り出して、何かを塗ってまた焼く。ほっかほかが焼き上がりました。それが3日前です。ブランデーが入っているので、味をなじませるために、3日くらい寝かせます。そうですね、あんこの入った和菓子とかは作りたてよりは、2日ほど寝かした方が、味がしっとりなじんでまろやかになっておいしくなる、と言いますから。

妻は、和紙でしっかりと包み、ワンチ君の骨壺の横にお供えとして、しばらくあずかってもらうことに。ワンチ君は、ケーキが大好き。香りと味わいのいち早いお裾分けです。きっと届くことでしょう。

そして、昨日のクリスマスイヴにパウンドケーキが登場。いい色に仕上がっています。香りも申し分なし。パクッ、じんわりと甘みがひろがり、独特のふくよかなおいしさ。旨いじゃん。つられて、横では陸君が待っている。ひとかけらを差し出すと、食べた。すぐさま絨緞の上に、はき出した。ぬ、わ、に〜、出すとは〜。また、それを食べた。こんどは、しっかりと。味を占めたようです。また、待っている。結局、ほぼ1切れ分を食べちゃった。ね、おいしかったでしょ。陸君は幸せ者。はい、また来年ね。