次の朝食は、だんご汁。

だんご汁

その前日の鍋は、空っぽにはならなかった。本当は、最後にだんご汁となる予定だったが、お腹がいっぱいになり、これ以上はとても食べられない。それほど鍋ものは、ついつい食欲も進み、次の日の体重計が恐ろしくなる。

そこでボリュームを分散、次の日にだんご汁となったわけです。きしめんのでかいような、これがだんご、と思える麺のようなもの。私も食べたのは、ちょうど1年前、大分駅構内の豊後茶屋で。それが初めてだった。そして一番最近では、2月に別府へ旅行した折に、旅館で出たメニューのひとつがだんご汁。それ以来となる。

さてさて、旨みの残った鍋の具や汁の中に、だんごを放り込んで。十分に火が通ったら、溶き卵を流し込み、春菊をバサッバサッ。あつあつで、だんごも、もちっもち。おーいしー。

正しい料理方など何も知らない、我が家流のだんご汁、とりあえずの事始めです。大分じゃなかったら、雑炊となるでしょうけど。どんな料理法でも、おいしく食べられたらいいのだから。

鍋ものは二度楽しめる。とはよく言ったもの。日本人に生まれて良かった、を実感できるひととき。それにしても材料で、ちくわがちょっぴり値上げしていた。小麦粉も値上げなのだから、だんごも、値上がっているのだろうか。食料品値上げの嵐をかいくぐりながら、妻の買物や家計のやりくりにも、苦労が続いているのだろう。