クッキーじゃなくて、がんもどき。

手づくりガンモ

妻が、手作りのがんもどきにトライしました。過去になんどか作ったことがあるらしいんだけど。また忘れている、電話で聞かなくっちゃ、と元は豆腐屋さんだった知人に電話した妻。

以下は、忘れないための、妻のレシピです。

飛竜頭 
 
材料は、豆腐1丁、人参、蓮根、きくらげ、ぎんなん、大和芋の粉
 
豆腐はよく水切りをしておく。人参、蓮根、きくらげは大きめのみじん切りに、ぎんなんは炒って皮をとる。
水切りをした豆腐に全ての材料を入れ、よく混ぜ合わせ、形作る。
油を指を入れても熱く無いくらいに温める。
これに飛竜頭をいれ、ゆっくりと揚げる。
周りが少し箸で触れるくらいになったら、温度を上げ180℃位で揚げる。

ひりゅうず、なんですね。関東圏では、がんも、またはがんもどき。関西では、ひろうす、と呼んでいたっけ。私も、東京時代、冬になるとおでんの材料で、よく買いました。買うのは、絶対、豆腐屋さんと決めていて、浜田山の駅近くの川上豆腐店。おでんの場合は、がんも3つ、黒いこんにゃく1つ、厚揚げ3枚。なつかしー、若いご主人や、奥さん、おばあさん、みんな元気かな。

さてさて、妻の手作りがんも。揚がったものを見て、チョコチップクッキーみたいに旨そう、と私が言うと、けげんな顔をしていた。だって、旨そうじゃん、例えは悪いけれど。そして夕食メニューに登場。がんもの煮浸し。これがなかなかほんとに旨い。出汁はさることながら、がんものぎんなんや、ときどきサクッと蓮根の感触がいい。思った以上、口当たりが柔らか。さすがに手作りですね。こりゃー、冬のおでんが楽しみ。