妻のデコパージュ。

ピーター母さん

デコパージュとは、木やガラス、陶器の上に、絵やイラストなどの印刷物を切り抜いて貼り、その上から上塗液を何度も塗り重ねてデコレートするアートのことです。

大分へ引っ越してから、妻はやっと気持ちの余裕ができたのか、10年ぶりに、このデコパージュを少しずつ始めたようです。第一作目は、玄関の表札代わりにしたもの。しかしニスを塗り重ねるうちに、空気の小さな粒が入ったようで、出来栄えとしては納得していない様子。

この写真は、ピーターラビットの一枚の絵葉書から切り抜いたものを、アレンジして作ったもの。ハガキの中の様々なイラスト、ピーター母さん、ビン類、家具、調度品などが、いったん切り抜くことで、つくる素材に合わせて再配置できる。ちょっと難しいけれど、思い通りにレイアウトができるようです。

この作品は3作目で、今はトイレの中に飾られて、私たちの用足しを見守っています。ブルーを基調にしたバックの微妙なぼかしがなかなかマッチしている。女性ならではの繊細な手業に、つくづく感心させられます。

そういえば、1カ月前に買ったスキャナーも、妻の力強い味方になりそう。何よりも、コンビニのカラーコピー通いから解放されますから。さてさて、次はどんな作品作りを始めるのか。あれっ、最近やってないじゃん。もう飽きたのでしょうか。ま、気が向いたら。その時になったら、次の作品を紹介しましょうか。