猫の目って、きれい。

猫の目

猫の目って、横から見ていると、水のように透き通って、なんか潤っている水晶玉のようで、本当にきれいですね。

猫の目は、気まぐれの象徴といいますが、宝石だって見る人の心の持ちようで、晴れやかだったり、悲しげだったり。

彼の目は、まったく何考えてんだか、とその心までは読むことはできませんが。会話だって、うまくはいかないし。お腹すいたのかい。フニャー。すいてないの。フニャー。どっちー。フニャー。で、まったく言葉が通じない。

宝石といえばキャッツアイですが、この石のように光の帯が真ん中に通っている猫の目って、恐いですよね。殿ちゃんが、キャッツアイのような目でこちらを見つめたら、きっと身も凍るような恐怖でしょうね。ときどき恐い目をするけど、虹彩が細くなる昼間なんか。

フラッシュを焚いて、撮影してみると、その時の気まぐれでいろんな色が彼の目に映り込んでいる。彼の目こそ、宝石ですよね。一緒に暮らしてまだ4カ月とちょっとですが、猫の魅力って、かわいいー、やすらぐー、だけでなく、きれい、不思議ー、というより気まぐれ、にあるのですね。なるほど。連れてきてくれた妻に、感謝です。