宇宙飛行士は早く老ける。

8月の夕焼け

という本を、今、読んでいる。大分の県立図書館でチラッと表紙を見て、気になったので借りてみた。私も妻も50代ということで、そろそろ老いというのが気になる年頃なのです。

過酷な訓練を経験して強靱な肉体に鍛え上げた宇宙飛行士も、長期の無重力状態にさらされると、筋肉が衰え、骨からカルシウムが溶け出し、体力的な消耗が激しくなるということ。そして、高齢者のカラダに起こってくる不調の多くは、宇宙飛行士が無重力で経験するカラダの変化と似ている、ということ。

つまり重力が私たちのカラダに、様々な恩恵を与えているのです。重力に耐える力が筋肉を動かし、骨を刺激して強くする。病気やケガなどで寝たままの生活を強いられると、骨はどんどん弱り、1週間寝たきりになったら、骨量は1%減少するらしい。

重力はありがたいもので、歩いているだけでも、運動になり、10分くらい歩けばいいのに、ついタクシーなんかに乗るとは何様だ、ということですね。空気はタダ。重力もタダ。健康もタダ。おっと、金を出して健康を買う人はいっぱいいますね。

ところで大分県立図書館、先週ですが平日なのに駐車場はほとんど満車。なんでー。確かに小学生くらいの児童が多かったけど。夏休みの宿題や自由研究でしょうか。いずれにせよ本はたくさん読みましょう。バンバン借りましょう。夕暮れの散歩ができる、勝手気ままな陸君に感謝しながら、今日も1時間以上を目標に、歩きましょうか。