豊の国一村一品物産展。

一村一品

というのが催されていて、さっそく妻と行ってきました。こちら大分へ引っ越してきて4カ月。贈答品や土産物品の大分県産コーナーはよく見かけますが、日常的に使うものを集めた催しって、なかったもんね。それに物産展って、意外な発見があったりして、結構わくわくするから。

ところで豊の国というのは、大分県のことで、江戸時代の豊後国豊前国の一部、中津と宇佐が合わさった地域です。詳しいことは、ウィキペディアで調べてね。

下駄や履き物、木の桶や飯台など、もちろんメイドインジャパンの大分産。まさか、どこかの土産物のようにメイドインチャイナは皆無です。当たり前か。昔はこんなものがどこにでも売ってあったのが、いまやプラスチックや合成樹脂に代わり、国産品などはめったと見かけなくなりました。メイドインジャパンって、すごく長持ちするのですよー。

ちょっと目についたのが、落花生。豊後大野市の落花生は、いまや日本の有名産地となった千葉県より歴史が古くて、ここの落花生栽培が千葉に伝えられたとか。知らなかった。とはいえ、いまや落花生はほとんど中国産ですが。ちょっと無骨な形ですが、食べてみると素朴な味わいで、かつて昔のピーナッツはこんな感じだった、たぶん。それがバターピーナッツになり、味付きだからどこの落花生でも同じ、ってことになったんだと思う。

この日は、本耶馬渓町の梅干しと、佐伯のちりめんじゃこを買って帰りました。素朴な昔ながらの梅干しは、大好き。東京じゃー蜂蜜入りばかりだけど。ちりめんも妻がおいしいと言った、お墨付き。地元の人にとっては一村一品なんかは関心が薄いだろうけど、地産地消で大切に守らなきゃね。観光パンフレットもいっぱい手に入れて、そろそろ大分巡りもしなきゃーね。涼しくなったら。