凄かった映画、「トゥモロー・ワールド」。

月曜日の夜に、NHKBS放送で放映があったんだけど、あとでゆっくり見ようと、まずは録画にした。で、昨日、早速見たんだけど、なんという汚らしい場面というか、これがロンドン?その動きが凄い。まずは、最初のコーヒーショップの爆破シーン。主人公がコーヒーを買って、店内から外に出て、コーヒーを飲もうとしたら、ドカンと爆破。これが、1カットで撮られているのだ。凄い。あまりにも汚らしさがリアルなので、思わず目を背けたくなるが、ジッと我慢して見る。それが未来って?場面の展開がすごくって、気持ち悪いリアルさがある。未来は汚れている?そして、いっぱい人が死んでいく。終盤なんか、なんというリアルな戦争場面。まるで映画、プライベートライアンのようだ。時々、もの凄く長いワンカットがある。どうやって撮影したの?と、驚くばかりのシーンの連続だ。こんな近未来になったら嫌だなあと思うけど、今の人間の性から考えたらありえる話しかも。人類が繁殖能力を失うって、つまりは人類の滅亡。そんなことをしみじみ考えされられる前に、迫力のある先頭シーンに圧倒された映画でした。いや〜、凄い映画だ。それだけだけど、とにかくびっくりした。ところで、マイケルケインも年取ったねえ。NHKのBS映画って、なかなか掘り出し物。

2007年2月12日午後2時43分の渋谷です。

もう7年以上も前の渋谷です。ちょうど、私が東京をさよならすると決めて、動き出したとき、東京の景色をちょっとだけ撮影した、その名残でした。場所はおわかりですね。プラネタリウムのあった東急文化会館のビルがすっかり取り壊された頃です。その隣のビルには、サラ金の看板が下から上までズラリと並んで張られています。今でもあるのでしょうか。もう、この空間にはヒカリエがどで〜んと聳えたっているんですね。この道路の工事も、東横線が完全に地下化しちゃったから、もうすっきりと綺麗になっていることでしょう。東京は、どんどん移ろっています。オリンピック開催の頃は、また変貌していることでしょう。東京にさよならしてしまった私には、もう関係ないですけど、ね。