大起水産の干物は、安くてうまい。


さて、回転寿司を食べた帰りは、鮮魚の販売コーナーの方で、なにかいいものがあったら買って帰ろうか、と。本当は、ここでの買物が本来の目的で、ついでに寿司を食べることになっちゃったんだけど。海なし県の奈良は、このような海産物に人気があるようにみえるけど、人気があるのは刺身系だけで、干物には感心のある人が少ない。ましてや魚のアラなんかほとんど人気がないのは、奈良の人って魚の食べ方を知らないんじゃないかなと思えるほどだ。実際はたぶんそういうことだろう。妻は岡山出身で、瀬戸内の海産物には精通しているし、私たちが結婚して直ぐに大分に行ったから、美味しい魚には目が肥えている。そんなわけで、大起水産の海産物を一度チェックしてみようか、というのが発端だった。で、なかなかいい物があります。店内の品揃えも多い。私の基準は、ちりめんじゃこというか、釜揚げシラスがものさしになる。100グラムだけ買ってみたが、それほど塩味も強くなく、なかなかおいしい。なにより100グラムで216円というがうれしい。さらに店頭で売っていた、1枚95円だけど消費税で103円になる干物も買ってみた。干物は食べてみなければ味はわからぬもの。次の日の朝食は、さっそくのカマスの干物。おいしいしこの値段なら文句はない。大起水産の干物は、なかなかあなどれないよ〜。