鐘が鳴らなくても、柿はうまし。


相変わらず、毎日ではないが奈良の柿を頬張っています。7年前まで東京にいた頃は、柿を剥いて食べようなんて考えたこともなかった。たま〜に、スーパーで売っている干し柿、長野産のあんぽ柿を買うことはあっても、それは4〜5年に1回くらいだったと思う。それほど柿が身近になかったからなんだろうな。今もはっきり覚えているのは、高井戸に近い井の頭通り沿いで軒下に柿を干していた家があったんだけど、もう10数年以上も前のことだから、今も干しているんだろうか。自動車の排気ガス干し柿が汚れないか心配したものだった。奈良では、ご近所に吊し柿のある家はよく見かける。こっちは東京より空気が数段きれいだから安心だけど。柿が赤くなると、医者が青くなる。なんて言うけど、柿が赤くなると食べなきゃもったいないよ。柿はビタミンCが豊富だから、旬のおいしいうちにどうぞ。柿なますもおいしんだよね。酢の酸味と、柿の甘みがそれぞれ味わえて、これも好きなんだよね。もうちょっと寒くなると、柿から牡蛎になるんだよね、おいしいものが。秋はいいなあ。