久しぶりにインスタントラーメンを食べる。

念願叶って、じゃないけど、ほら、たま〜にですけど、インスタントの袋ラーメンが食べたいって思うことありませんか。妻なんかは、少しもそんなことを考えたこともないようですが。私の場合は独身時代が長かったら、インスタントラーメンはよくお世話になったんですよ。で、種類も多い袋ラーメンのその中で日清の出前一丁を選んだ私。これだけじゃ寂しいから、妻は冷凍庫に豚肉の生姜焼き用を残している。さっそく、これを1枚だけ使おうと思ったら、やっぱりカチンコチン。あ〜あ、トンカチとレールのようなものを用意しておくんだった。でもないからしょうがない。5枚の切り身がくっついた豚肉を、包丁で鋸のように往復させながら押し切ることにした。ゴリゴリ、ゴリゴリ、なんか原始的だねえ。やっと切れた。生姜焼き用切り身1枚の裏にその半分と、さらに切り身の一部がくっついておる。ま、いいか。で、鍋に500シーシーの水を入れ、ついでにカチンコチンの切り取った切り身を入れ、火を付けて沸かす。私は水をきっちりとメジャーで測る。卵も1個用意しておく。妻が見たら、野菜がないとうるさく言いそうだねえ。ま、最初はなるべく、袋ラーメンの綿とかスープ本来の味を崩さないようにして。前は良く、もやし一袋をまるまる入れるとか。葱1本をざくに切って入れるとか。ほら、残しちゃうと結局は廃棄となる。それなら全部使っちゃった方がもったいない思いをしなくてすむからね。そうです、食べ物は大事にムダなく使いましょう。鍋が煮立ったらラーメンを放り込む。同時にストップウオッチ開始。麺をほぐす。またほぐす。肉の灰汁が出てきたけどしょうがない。見なかったことにして、1分30秒で卵を落とす。なるべく、鍋の底に落とさないようにしてそーっと入れて、お湯の熱さで半熟状態にできれば上出来なんだけど。蓋とかをしながら、吹きこぼれないように注意しながら、2分30秒で粉末スープを入れる。本来はあらかじめスープは器に入れて、麺とゆで汁を器に入れたときに混ぜるんだけど、なるべく具にスープを馴染ませたいから私はあえてスープを先に鍋に入れる。で、3分10秒から15秒で火を止める。こういう作業なので、ストップウオッチが欠かせない。鍋から器に移して、できあがりが、これです。やっぱり、生姜焼き用より、豚小間肉の方が良かったかな。そんなわけで、久しぶりのインスタントラーメン、旨かったぜい。あっ、コショウがなかった。