暑いから涼しい漢字をご紹介。


またまた図書館で漢字の探索です。今回は、パカッと本を開けると、もちろん大漢和辞典の索引本ですが、たまたま「みず」で始まる漢字だった。みずごけ、水苔なら変換するけど、こんな漢字は知りません。草冠に、治なんてのは普通の漢和辞典を調べても載ってなかった。でも、漢字をしげしげと見ていると、なんとなくそういう雰囲気がありそうな気がしてきますよ、不思議なことに。でなけりゃ、そんな漢字を作らないだろうし。みずすまし、って、確か、漢字があったような気がする。で、水馬とか、鼓豆虫とかがあったんだけど、漢字一字で豆に支だなんて、鼓豆虫のミズスマシと構成が似ているような。どっちの漢字が先にできたのだろうね。さて次っ。みずにおちるおと、ってなんとなくゾッとすような。ドボンとか、ザブンとか、何が水に落ちたのかが問題ですが。みずにはいるさまって、やっぱり人間かな。我が家の犬、陸は川があるとよく入ります。海でも入ったんだけど、奈良は海がないからね。さらに、みずがながれるおと、なんて想像しているとひんやりしてくるでしょ。集中豪雨の濁流だけは勘弁してね。涼やかな音で穏やかに流れてほしいものです。みずのながれるさまで、やっと知っている漢字、洋が出てきたが、なるほど、大きな川でしょうね。ま、そんなわけで、図書館の片隅で、感心しながら見ておりました。なかなか、ひやっこいですよ。