賑わっていた、大淀・道の駅。


吉野のお花見からの帰りです。昼過ぎで、これから吉野に向かう人は大変だね、と言いながら大渋滞の車列を横目で見ながら帰る私たち。桜も堪能して、満足したというか、でも吉野では何も買えなかったから、次はおみやげを。うまい具合に、帰りの道中に道の駅があります。もちろん、そこへ寄り道する私たち。道の駅というのは、意外な発見があって楽しい。私たちが普段よく行く道の駅は、平群。ここは野菜が豊富ですが、行くのはいつも朝一番に。まあ、それはどこの野菜直売所でも当たり前のことですが、品物が豊富なうちに買物をするのが鉄則。いいものはすぐに売り切れちゃいますから。私たちが、大淀の道の駅に立ち寄ったのはちょうど昼時なので、もう野菜などには期待せずに、どんなものがあるのかな、という軽い気持ちで望みます。でも、ちょうど昼時だったからなのか、凄く混んでいた。まず食事を、と思ったのですが、食堂があまりにも混んでいたので、先に買物を済ませた。妻は、いろいろと買っていましたが、その中に、檜の板があった。まな板にするのでしょうけど、さすがは吉野の檜。いい木の香りがします。吉野杉の箸とか、木の工芸品もいろいろ売っている。ふと、弁当箱はと思って見たけど、それはなかった。もう、何十年も前だけど、親類の結婚式で、木の折り箱に赤飯とか鯛の焼き魚とかが入ったものを親が持ち帰ってきたことがよくあった。その木の折り箱にくっついた赤飯とかご飯とかにしっかりと木の香りが移って、それが清々しい匂いだったことを今でも思い出す。お弁当用の、木の折り箱ってあったらいいな。今のお弁当は、プラ容器になって味気ないけど、吉野杉なんかで昔ながらの使い捨てお弁当用の折り箱があったら、手に入れたいものですね、などと。昼を過ぎても、大淀・道の駅は人がどんどん入ってくる。人気の秘密は、なんだろうな。

吉野大淀・道の駅のホームページを見つけました。休業日とか営業時間のご参考にどうぞ。
http://yoshinoji-oyodo.com/