昨日は、妻が心ゆくまで土筆採り。


昨日は、さる場所に立ち寄って、妻が土筆取りをした。やっと妻も満足いった様子かな。というのも、今年の土筆はもう10日ほど前から見かけています。例年、その頃になると妻は陸との散歩を中断して、近所の土筆の生えている場所で陸を待たせたまま、土筆採りに専念するわけです。それが恒例の行事だった。ところがところが、今年はそれができなくなった。つまり、土筆が見当たらなくなったのです。事の発端は、土筆が出始めた頃、妻は道路から、その土筆の生えている場所を見下ろしながら歩いていた。それを見ていた、とあるおばさんが、妻に、「この下にはなにかあるんですか」と、聞いてきた。すると妻は、「土筆がいっぱいはえているんですよ」と答えた。「じゃー私も採りにこよっと」とうれしそうに言って、おばさんはその場所を離れた。で、数日して、そろそろ生えそろったかなと、その方面には行かなくなった陸をむりやり引っ張っていった。でも、生えているはずの土筆は見当たらなかった。その次の日、妻は陸との散歩途中にそのおばさんに出会った。すると、そのおばさんは「いい場所を教えていただいて、ありがとう。あれから、毎日、土筆採りに行ったんですよ」とうれしそうに妻に言ったという。全部、土筆を取り尽くしたんだ。妻は、残念そうに帰って来た。で、昨日、車で出掛けた買い物帰りに、さる場所に立ち寄りました。例年ほどは、生えていないけど、それでも妻を満足させるほどは収穫できたようです。なので、さる場所は教えてあげません。土筆の卵とじ、おいしいね。ちょっぴり苦みがあって、それがいいんだよね。春の味です。