衆議院選挙、投票率の低さが問題だなあ。

とうとう投票率が戦後最低になったようですね。それまで投票率の最低は1996年で、ちょうど小選挙区制がスタートした最初でした。一つの選挙区に当選者はひとり。だから、死に票が多くなって、投票にいってもしょうがないやと思う人が多く、それ以前に、小選挙区だから立候補しても3番手4番手の党だから、当選する見込みがないとあきらめて立候補しなくなった。それで投票する人も少なくなって、投票率が下がったと考えられます。でも、これ以上、投票率が下がっても困るよね。困らない、むしろ喜んでいるのは、無党派は寝ていて欲しいと言う自民党公明党くらいかな。民意が反映されないどころか、民意を示す人が段々といなくなっているとしたら。みんな、心や感情、主義主張のないロボットですか。実に冷え冷えした日本だねえ。そんな日本にしたのは、民主党ではなく。むしろ自民党なんだよね。だって小選挙区にしたのは自民党だから。あっ、それから、裁判官の国民審査って、いいかげんにやめたらどうですか。いっつも信認ばかりじゃないですか。そりゃ、まれに、誰かがあの裁判官は問題がありますから、バツのチェックを入れてください、なんて話を聞いたことがありますが、そもそも国民にはわかりにくいことです。それだったら、裁判官の適正を審査する専門の機関を設置すればいい。毎回、膨大な手間がかかりや紙のムダというものです。まあ、自民党はそんな改革はしないでしょう。ネット選挙の解禁も、なぜか民主党はしなかった。これだけ、ネット社会が普及して、ネットでホームページやブログの更新、ツイッターの発信ができないって、変じゃないですか。むしろ、うるさい選挙カーを禁止にして、ブログの更新やツイッターの発言をオーケーにすれば騒音もなくって、街は静かでいいと思うのですが。そもそも、選挙カーって名前を連呼するだけでしょう。候補者の主義主張がまったく伝わらない。日本人って騒々しいのが好きなだけかい。だから自動車やバイクの騒音が一向に減らない。何とかして欲しいよ。これからは、自動車で走りながらの連呼を禁止にしようよ。ついでに拡声器も禁止にしていいよ。ちんどん屋みたいな感で通りを練り歩くのは楽しげでいいんだけどね。それから、選挙の期間って、短すぎないかい。短すぎて、有権者を投票に行かせようという動議付けができないままだから、投票率が低いんじゃないか。もっともっと、人を説得する、納得させる時間が必要じゃないか。このままの選挙のシステムじゃ、投票率は下がるばかり。それこそ、民意が反映されない。いっそ有権者を、選挙権を18歳以上に下げたらいい。すると、いままでの有権者に危機感が生まれて、投票率が上がるかもしれない。でも、たぶん自民党政権だから、何もしないと思うよ。皆さんが、そんな自民党を選んだんだから、しょうがないよね。どうなっても、知らないよ。