今年、スイカ、食べてない。


昨日は、本当に秋らしくって、夕方の散歩も半袖ではちょっと肌寒かったくらいでした。おっと、奈良ですよ。まあ、今までが暑すぎたんですが。今朝の最低気温は18.2度だったらしく、かなり低め、と思いきや。9月24日の奈良の平均最低気温は17.1度なんですね。つまり、平年より、最低気温でも1.1度も高めということなんです。う〜ん、日本だけが暑いのかなあ。地球全体が暑くなっているようじゃ〜、困るなあ。そういえば、北極圏の氷が減っているそうな。溶けているんですね。大丈夫かなあ。おっと、そういう話じゃなくって、スイカです。先日、妻とスーパーに行ったら、角切りになったスイカが売ってある。それをしげしげ見つめていた妻は、今年はまだスイカを食べていない、と言った。確かに、その通り。でも、桃、梨、ブドウ、いちじく、ときて、いまさらスイカとも思うが、まあ買ってみましょ。スイカを食べる環境というか、情景って、やっぱり縁側のある一軒家なんだよね。そして、おじいちゃん、おばあちゃんもいる、7〜8人の大家族で、しばらく井戸で冷やしたスイカを引き上げて、家族分を8等分する。子供たちは、縁側に座って、スイカの種をプップップッと庭に飛ばすわけさ。そういうスイカが、いちばんおいしかったんだろうな。今は、おじいちゃんやおばあちゃんと同居する家族だって少ないだろうし、縁側のある家だってないものね。借家の我が家だって、縁側はない。大分の家はあったよねえ。庭だって、結構広かったから。なつかしいなあ、大分。などと、物思いにふけりながら、角切りスイカを食べました。本当は、半円形のスイカがいいんだろうけど、私たちふたりじゃちょっとね。