あっと驚かせる機能がないと、デジカメは売れないよ。

最近、コンパクトデジカメが売れていないんですよね。そりゃ〜、皆さんだってデジカメの1台くらいは持っているでしょ。おまけに、携帯電話のカメラ機能だって、今や1600万画素と安っぽいコンデジよりキレイに撮影できるものがありますから。たとえば、急に撮影したものが現れたとき、きれいな夕陽とか、人気のアイドルとか。そんなときは大抵の方が携帯電話のカメラ機能を使った携帯撮影ポーズをしていますよね。もしみんながフルサイズの一眼レフカメラを構えていたら、まるで撮影会のようなちょっと恐い感じになってしまいますよね。おっと、コンデジが売れていない、って話でしたっけ。要は、フルサイズの一眼レフカメラは凄いカメラで、価格も数十万円しますから。それに比べて、コンデジは1万円以下で買えるものがありますから。私だってカメラ売場に行くことがあります。いっぱいいろんな機種があるんですね。どう違うの?で、その違いは大雑把に言うと、メーカー、価格、画素数、ズーム倍率くらいでしょうか。その中で、これは凄い、というカメラが少ないんですね。ちょっと前に、ソニーコンデジで2000万画素を超えるカメラを売り出しました。コンデジで2000万画素は凄い、と思いましたよ、私は。でも、それほど売れていないようですね。ソニーは、家電メーカーであって、カメラメーカーでない。だからカメラづくりがへたくそ。デジイチで2430万画素のアルファ65は酷評されていました。で、半年後にアルファ57を1600画素と大きく画素ダウンして発売する始末です。優秀な撮影素子が活かされていないんですね。ソニーは撮影素子づくりは凄いのに、カメラづくりがへたくそ。しょうがないですね〜、家電メーカーだから。その代わりといっちゃなんですが、ニコンのD800に使われている3600万画素のフルサイズ撮影素子は、ソニーが作っているらしい。しかもD800はすべてが日本国内で作られているらしいですよ。ニコンも、安っぽいミラーレスカメラは中国で作り、一般向けのD3200とか、D7000やD5100はタイで作っている割には、結構高いんだよね。ニコンを買うのなら、D800以外を買ってはいけない。と誰かが言っていたけど、きょうびの国産カメラはこれまた高いんだよね。キヤノンなら国産が多いけど、撮影素子の性能が良くないらしい。で、キヤノンは9月に1800万画素のミラーレスを売り出すという。すると、ニコンは対抗して、ミラーレスの第二弾、J2を売り出すらしい。で、J2ってJ1と同じ1000万画素で、どこが進化したのかさっぱり分からない。で、今度はアンドロイドを搭載したデジカメを発売するらしい。その狙いは、スマートフォンのカメラ機能に対抗するためだとさ。だったら、電話機能を付けたらいいのに。ニコンが、電話機能付のカメラを売り出せば、売れただろうに。中途半端なデジカメばかりを作っているから、売れないんですよね。これは凄いと思わせるようなデジカメを作ったらどうですか。オリンパスが9月に光学ズーム40倍のカメラを売り出すというけれど、去年の36倍を、ほんのちょっとアップさせただけじゃないか。どうせなら、ドーンと500倍光学ズームとかにすれば、あっと驚いて、買うかもしれないよ。なかなか、パッとしたデジカメはないものですね。