きれいなテレビ画面だった「千と千尋の神隠し」。

6日の日本テレビで、夜の9時から、宮崎駿監督のアニメーション映画「千と千尋の神隠し」の放映がありました。このアニメ映画はテレビで何度も放映してきたから、テレビでは見るつもりはなかったのですが。でも、夜の11時を越えても放映していたので、終盤の方、千が銭婆のところへ電車に乗って向かうシーンあたりからついつい見てしまったのです。好きですから。見ているとなんとなく画面がきれいだなあ、と。実は私は、「千と千尋の神隠し」のDVD映画ソフトを持っております。もう、10年くらい前に買いました。だから、テレビの放映以前に何度もよく見ているんです。でも、テレビ放映の方がアニメーション線画の輪郭も色彩もくっきりしていて、きれいだなと。そういえば、去年の年末にテレビをアナログの20インチから、デジタルのフルハイビジョン40インチに買い替えていたので、鮮やかさが格段に違うんだなと、そういう意味では感心しました。さすが、大画面のフルハイビジョンだわ。で、テレビの放映が終わると直ぐに、DVD映画の「千と千尋の神隠し」を取り出して、DVDを再生してみました。すると、なんということでしょうか。DVD映画の方が、輪郭もくっきりしないし、色も鮮やかではない。つまり、従来のDVDでは、とてもフルハイビジョン画面には見るに堪えない汚さだった、ということで、すご〜くガッカリ。ということは、今までのブルーレイ方式ではないDVD映画では、くっきりとしたきれいな画面を見ることはできないのですね。レンタルビデオ店にいっても、いまやDVD映画ばかりですが、そのほとんどはブルーレイ方式ではなくて、旧型のDVD映画ですよね。だったら、フルハイビジョンテレビならば、きれいな画面を楽しむことはできません。今や地上デジタル放送になって、フルハイビジョンの画面を楽しんでいる人が多いと思われます。でも、DVDソフトなどのコンテンツが古いままでは、汚い劣化した画像ばかりで興醒めですよね。私も所有しているDVD映画のソフトが、7〜8本くらいで良かったです。確かに、40インチのテレビで見ると、字幕スーパーなんかギザギザで読みにくい。映画業界の人は、一層画像の鮮明さに力を注いでくださいね。それこそフルハイビジョン画面の4倍高画質な4Kテレビがあってもいいのかもしれません。ところで、私が持っている「千と千尋の神隠し」のDVD映画ですが、字幕スーパーが英語とフランス語があって、言語は日本語とフランス語があるんですよ。フランス語の千と千尋も、面白いですよ。わかるのは、シーブプレーくらいですが。でも画像は汚いですよね。