寒いので、おでんにしました。


そんなわけで、ここんとこ涼しかったでしょ。なので、おでんにしました。ちょうど土曜日から作り始めてね。まあ、いつも通りのおでんですが、違うのは、イワシのツミレ、餅入りきんちゃく、妻手作りのがんもがないこと。ツミレと餅入りきんちゃくは、スーパーには売っていません。さすがにスーパーというのは、季節が外れると容赦なく売場から撤去しますよね。おでんだって、コンビニには売っているのに。ないものはしょうがないです。スパッと諦めて。とは言いながら、4〜5店はぐるっと廻りましたよ。でも、ないです。がんもも私が急におでんを、と言ったので、間に合いませんでした。いつもどおりに、鍋に昆布を敷いて、じっくり煮だして、沸騰直前に大根を入れて。そうそう、このおでんは昆布が違うのです。この昆布は、大阪の空堀商店街にある昆布の老舗、「こんぶ 土居」で買ってきたものです。妻のお友達に教えてもらって、買い求めました。で、大根を入れて、軽く煮たってうっすら灰汁が出た時点で、昆布は引き上げます。以前は、スジ肉も入れて煮立ったときに昆布を引き上げたのですが、それでは昆布に肉の脂分がへばり付いて二次利用ができない。なので、今回は土居の昆布の二次利用を考えてのこと。昆布を引き上げるとき、昆布が異常なくらいふくらんでいます。これには、びっくり。鍋の出汁も、ほんのりですが、いい味が出ている。ひょっとして、昆布の違いかな。でも、これがのちのちはっきりわかるのです。はっきり言って、いい昆布は凄くおいしい。そんなわけで、いろいろとぶち込んで、いつも通りにおでんが出来上がりましたが、おでんがすごくおいしい。昆布一枚で、こんなに変わるものかと。さすがに、わざわざ大阪まで買いに行った甲斐があったというものです。さすがに、おでんはもう最後でしょうね。また、10月くらいになれば、おでんを作ることでしょう。きっと、土居の昆布でつくることでしょう。いや〜、ちょっと涼しくなる秋が楽しみですね。妻が引き上げ昆布で作った、ご飯の友も楽しみです。

妻のお友達のかなでさんのブログを参考にさせていただきました。
http://kanade.narasaku.jp/e37009.html
ここに空堀商店街の「こんぶ 土居」、詳しく書いてありますよ。