待つ陸。


妻が出掛けると、陸は待っています。車のない車庫が見える窓際に来て、おかあさんがいつ帰るか、見張っているようです。私たち二人が、車で出掛けて帰り、駐車場にクルマを入れると、その様子を陸はガラス越しに見ています。そして、以前は玄関に回り込んで、私たちを迎えてくれたんですが、最近は気まぐれですね。暑くなったから、ぐったり寝ているのか、歳をとったから疲れやすいのか。ま、しょうがないのか。ただいま、陸。帰ったよ〜。いいから、いいから。寝てていいから。お留守番、ごくろうさま。りっちゃんのおやつ、いっぱい買ってきたからね。わかったのか、わかっていないのか。でもしっぽ、パタパタ。