すごい嵐でしたねえ。


昨日は凄い天気だった。台風じゃなくって、これが嵐なんですか。夕方の陸との散歩に出たとき、雨はすっかり上がっていたけれど、風が凄かった。住宅地の周辺でゴウゴウと音を立てている。雲の形も変で、勢いよく流れている。もし竜巻が起こったら。そんな不安が過ぎるような天気だった。それでも散歩は続く。池の横に差し掛かったら、池に大きなさざ波がたって、ちゃっぽちゃっぽというより、ざわざわしている。池も黄色っぽく濁っている。強風で水面が掻き回されて、それが池の底の泥まで巻き上げて、その砂の部分が日光にあったって、黄色く見えるのだろう。さらに歩いて池の堤に差し掛かると、強風に飛ばされそうになる。陸もなんとか歩いている。りっちゃん、太っていて良かったね。なんせほぼ40キロだもんな。これなら風で飛ばされることもあるまい。竹林の竹も、思いっきりしなっている。しっかり絶えています。自然の力は凄いけれど、それを受けとめるというか、撓りながら受け流す自然の対応力も凄いものですね。などと、考えながら散歩は続く。夜も強風は続くのであった。台風って、堂々と表玄関からやって来るけど、春の嵐って、裏口から急に入ってきて、駆け抜けて、逃げてしまいますね。なんか、卑怯な感じがするんだけど。それが58年ぶりの春の嵐だそうな。早く、暖かくなってほしいねえ。