ほぼ一年ぶりの、土筆卵とじ。


ずっと、ずーっと、妻が楽しみにしていました。土筆がしっかり顔を出すのを。1週間くらいまえから、顔を出した土筆はあったのですが、先っぽが黒くなっていた。黒くなるのは、霜にあたったからで、まだまだ早朝は氷点下になる火があるからです。で、2日ほど前に、図書館の帰りに、いつも妻が土筆を摘む場所に立ち寄った。すると、道路からは見えないけれど、道路下の草地に降りてみると、道路壁面沿いにびっしりと生えている。そりゃ〜、上から見えないはずだ。そうか、今年も元気に、土筆は顔を出しました。その日の夜、妻はずーっと土筆の袴を剥きっぱなし。やっとこさ剥き終わった土筆を、茹でて、その日は終わり。次の日は、卵とじ用と、お菓子用に分けて、下ごしらえに入ります。そんなわけで、昨日の夕食には、今年初めての土筆が食卓に上りました。いつも通りの、ほろ苦さをパッと感じて、やがて妻の味付けがじんわり響いてくる。程良い甘辛さで、おいしいですね。そういえば、1個60円のタマゴで、土筆の卵とじを調理したら、おいしいだろうね。明日の3月25日(日)は、1個60円の卵が買える、奈良オーガニックマーケットが朝の9時くらいから開いていますよ。おっと、場所はJR奈良駅前広場です。土筆卵とじ、今年も味わえました。