京都南の不気味な八岐大蛇(やまたのおろち)。


さて、国道24号線を京都に向かって北に走ります。途中で1本西へ道路をずらして国道1号線に。すると初めて目にするジャンクションがある。へえ〜、30年以上も通っていなかったけど、いつの間にかこんなのができていたんですね。第二京阪道路京滋バイパスが交差した久御山ジャンクションです。これが、下から見上げると、とっても不気味。ちょうどその下を通ると、何本も高架道路がよぎっていて、それがまるで天空をのたうちまわる大蛇のお腹にみえるんですね。実に不気味です。こんな、大がかりなものが、京都の南には必要なんですね。実はこの場所、近鉄京都線の車窓から見えていた。何にもない水田ばかりのど真ん中に、高架道路が吸い込まれていたから。つまり、名神高速道路だけじゃパンク状態で、もう1本道路が必要だった、ということなんでしょうね。高架道路はどれほどの交通量か知らないけど、こんなに道路が必要だとは、もっと荷物や人の輸送についても鉄道をもっと活用する方法を考えないと、道路がいくつあっても足りないよ。なんて、ジャンクションの下を走って思った次第です。もっと電車の運賃を安くしなきゃ。

奈良は確かに道路事情が良くないのですが、こんな不気味なジャンクションをどで〜んと田んぼの中に作るより、多少不便でも鉄道とかを活用できる方がいいと思う。不便がむしろ味わいなのですよ。