お母さんに、追っ払われた陸。


久しぶりの雨ですね。朝もポツポツと。昼過ぎからザーザーと降り始めました。雨が降ろうと、槍が降ろうと、夕方の陸の散歩は必ず行かなければなりません。さ〜て、夕方になっても雨は止みそうもない。でも、陸は行かねばならぬ、というわけで、傘を差して、いつも通り出掛けた。そして、歩いて3分いつもの寄り道ポイントでシッコを2回くらいする。そこから散歩コースと思いきや、家の方に向かう。まさか、本当に家に帰るの?あれま、玄関前まで戻ってきた。まだ散歩は10分にもならないよ。私が思いっきり引っ張るも、門扉から家の中に入ろうとする陸。陸、りく〜と、私が叫ぶと、その声を聞きつけた妻が、玄関から出てきた。「だめっ、陸。早過ぎます。もっと歩いといで」。さすがに、妻はきびしい。陸の顔をバシバシして、脚で陸を追い出そうとする。陸も妻には敵わない。入りたいけど、家の中に入れない陸。しぶしぶ、私に引っ張られて、また道路を歩き始めます。足取りも重く、だだをこねながら歩き始めた。ま、そんなんで、結局はやっと30分ほど歩いて家に帰った。でも、なんで、早く帰りたがったのだろう。雨だからと言って、こんなに早いことはなかった。陸も来年は13歳。もう、おじいちゃんなんだけど、それにしても急に、歩くのが嫌になったのかなあ。まったく。でも、どうしたんだろう。