禁煙後、80時間が経過。


ちょうど、丸3日間、禁煙しています。自分の中に、2人の私がいる。ひとりはタバコを吸い続ける私。もう1人は、今のタバコをやめた私です。タバコを吸い続ける私を、ウイとします。止めた私をノンとします。

ウイは、ノンに言いました。「タバコを吸い続けることが自分らしさだと、言っていたじゃないか」。ノンは、「おいしい料理を食べたくなったのさ」。ウイは「そんなことで、自分らしさを変えるなんて、情けないじゃないか。おいしい料理って、どこにあるというのだい?」
ノンは考えた。おいしい料理を食べたい、というのは単なる言い訳だ。いつかは、タバコを止めなきゃならない時期が来るとは思っていた。それが突然、月曜日とは。

ウイは、言った。「1本くらい吸っても大したことじゃない。たった1本じゃないか」。ウイは盛んに誘惑をする。ノンは考えた「1本吸ったら、すべての努力がムダになる。1本吸ったところで、大したことではない。う〜む」。やはり、揺れる揺れる、禁煙のストレスです。ノンは考えた、1本吸ったところで、大したことではない。これって、野山はこれだけ広いのだし、ちょっとくらいゴミを捨てたって大したことではない、と同じじゃないか。海は広いのだし、ちょっとくらい放射能汚染水を流したって、どうってことはないさ。そんなことかもしれませんね。ちょっとくらいで、富士山がゴミだらけになり、公園のゴミ箱が溢れている。タバコと環境汚染、あながち掛け離れているとも限りませんね。ま、タバコの煙の前に、自動車の排気ガス、次は工場の排煙。問題は、いろいろありそうですが。だから、まだ、禁煙が落ち着いていないんだ。も、ちょっと。


電車内走る児童、先生や車掌は注意せず。
という投書が朝日新聞に載っていました。近鉄奈良線で、遠足帰りの小学生の一団と乗り合わせたそうです。車内を走り回ったり、大声で喋りあったり。で、一人の男性が教諭と思える人に注意したそうです。その彼は、まるで言葉の通じない人に話しかけられたように無視してその場所を離れたそうな、しばらくして、近鉄電車の車掌が来たので男性が注意するように促したら、なぜか車掌も注意せずにそそくさとその場所を移動したとか。近畿日本鉄道社員教育はどうなっているのでしょう。

おっと悪いのは生徒を指導しない教諭ですね。ちなみに、この教諭は、子供たちの傍若無人をほったらかし。さらに他の人が注意しても聞こえぬふりをして、他の乗客に嫌な思いをさせたそうです。この投書主は、こういう情けない先生がいることを情けなく思い、この児童たちが大人になった頃、日本はどうなっているのか不安がっています。そんな未来を想像したら、気持ちが悪くなりますよね。

走る廻る児童。ほったらかす先生。些細なことだけど、こんなことから日常の崩壊は始まるのかもしれない。このまま、それぞれの行為を修正できないとしたら、児童も先生も確かに社会への順応性からは掛け離れてしまう。技術がいくら進化しても、人間性が退化していくのでは、この先やばいぞ。