雨の散歩は、30分で終わった。

昨日の夕方の散歩も、雨が降った。今日も、夕方になると雨が降り出した。今日の散歩は短いだろうねと、妻は言っていたが、はたして、どうだろう。その結果、やっぱり陸は、一番短いコースを選んで、30分で帰ってしまった。ま、しょうがないですね。私は傘を差しながら歩く。陸はところどころで、カラダをブルンブルンさせてカラダにへばりついた水を吹き飛ばす。ま、んこもしたし、しっこもできる限りしたから、いいでしょう。無事に散歩も終わったから、めでたしめでたしなんですが。

ふと思った。今日の30分の散歩は、他のワンちゃんと比較的遭遇しにくいコースだったんですが、今日は1匹も他のワンちゃんと出逢うことはなかった。でもね、昨日の雨の中は、いつもの時間で、よくワンちゃんと出逢うコースだったんですよ。歩いた時間も1時間とちょっと。なのに、出逢ったのは1匹だけでした。3年前の大分で暮らしたときは、雨でも、傘を差した飼い主さんとワンちゃんに遭遇したものでした。でも、奈良では雨の日は、ワンちゃんと散歩をしている人が、圧倒的に少ない。まさか、雨だから飼い主さんが面倒くさがっている。雨だから、ワンちゃんが散歩を嫌がっている。

そういえば、東京で暮らしているとき、雨の日って、あんまりワンちゃんの散歩を見かけたことってなかったなあ。単純に考えて、都会と田舎。都会の人ほど、雨の時、ワンちゃんの散歩をしない人が多いのかも。ま、それで、ワンちゃんにストレスが掛からなければいいのですが。

東日本大震災の避難者で、ワンちゃんと一緒の被災者が、問題視されているようです。吠えるから、うるさいとか。犬なんて、目障りだから、出て行ってほしいとか。難しい問題ですね。吠える犬もいれば、あんまり吠えない犬もいる。いろいろな人になつく犬もいれば、他人にはなつかない犬もいる。でも、飼い主にとっては家族なんですよ。犬、猫、ではなく、飼い主の家族なんです。そりゃ人間だって、鬱陶しい人、煩わしい人、胡散臭い人はいます。みんな仲良くやってほしいと思うのですが。