だから、お鍋には羅臼昆布だったのか。


昨日の夜の雨を皮切りに、今日は薄ら寒い日だった。奈良は、ここんところ最高気温が10度を超える日が続いていたのに、とうとう今日は最高気温が10度を超えなかった模様。また、寒い日が始まるんですね。そんなわけで、寒い日は鍋だ。

妻は、いつものように羅臼昆布を水の入った鍋に敷いて、時間を置く。で、じっくりじっくり、炊き上げる。沸騰したところで、昆布を引き上げ、具材を投入する。いつもいつも、思っていた。なんで、羅臼昆布なんだろうって。すると、昆布によって、ダシの味が違うんですね。羅臼昆布は、風味も旨味も強いダシがとれるのだそうな。利尻昆布は、澄んだダシがとれる。日高昆布は、ダシとしては昆布臭く、煮物に向いているそうな。な〜るほど、だから、鍋には羅臼昆布だったんですね。だから、日高昆布は安かったんだ。だから、おでん昆布には日高昆布が使われているんだ。納得です。

今日は日田醤油を使ったダシですが、このダシだけを飲んでもおいしいんだよね。昆布のダシはいいよね〜。そういえば、いりこを使ったダシって、使わなくなったよね。私が子どもの頃の50年くらい前は、確か母親はいりこを使ったダシを使っていたと思う。それから、化学調味料の味の素の登場です。あのキラキラした小さな結晶を、ちょっと舐めただけで、子供心に不思議なおいしさだったと思う。それからは、おひたしなど、なんでもかんでも味の素を使うようになった。さらにインスタントラーメンとか、カップ麺とか、スナック菓子とかが出てきて、日本人の味覚はおかしくなったんじゃないかな。化学調味料食品添加物がいっぱいの加工食品が多くなったからね。だから、市販のパック鍋ダシより、昆布ダシです。いくら飲んでもおいしい。次の日でもおいしい。余計なものは、いらないんですね。




犬や猫を、買わないで。
犬や猫を飼わないで、と言っているわけではありません。犬や猫を、ペットショップで買わないで、と言っているだけなんです。ペットショップに行けば、愛くるしいワンちゃんやネコちゃんがガラスのケースの向こうで、遊んだり寝そべったり。誰だって、かわいいと思うことでしょう。でも、心を鬼にして、絶対買わないでください。

ケースの中にいる、犬や猫。でも、ここにいるのはほんの一握り。その背後には、皮膚病にかかったり、ケガをしたり、店頭に出されない犬や猫が、数多くいることを知っておいてください。では、その犬や猫は、どこに行ったのでしょうか。それらは、かわいそうに保健所で殺処分されることでしょう。売り物にならなければ、結果として殺してしまう。それが、ブリーダーやペットショップが裏で行っていることです。

そりゃペットショップの子犬や仔猫はかわいいでしょう。みんなが買うから、また次々と子犬や仔猫が持ち込まれる。その影で、売れない子犬や仔猫が処分されている。悪循環です。だから、ペットショップで、絶対に犬や猫を買わないでください。犬や猫の里親を募集しているところはいっぱいあります。たとえば、お住まいの地域の保健所、動物管理事務所、愛犬保護団体など、問い合わせれば募集していることでしょう。

我が家にも犬がいます。このブログをお読みの方はご存知でしょうけど、犬の陸は捨て犬でした。家族の4〜5匹で山の中を逃げていたようです。1歳弱のこの子だけが、ドジなのか捕まってしまいました。で、妻が引き取ったそうです。もし妻が、引き取らなかったら、殺処分だったでしょう。もし、捕まらないで逃げていたら、野犬として一網打尽にされていたことでしょう。

今は、ペットブームです。確かに、犬や猫にはいやされます。でも、安易にペットショップで買わないでくださいね。売れるから、またペットを繁殖させて売ろうとする。で、売れない犬や猫は処分される。中には山の中に捨てていく業者も。そんな悪循環を繰り返さないためにも。ペットショップで買わないでくださいね。犬を欲しがる前に、「犬の十戒」をしっかり理解してください。ネットで検索すれば、犬の十戒は直ぐに出てきます。飼うことになったら、散歩時は必ず、犬のウンチはお持ち帰りください。まだまだ、犬のウンチを放置しているのを見かけます。ウンチ袋を持たないで散歩させている人もいます。困ったことですね。