父が食べたかった、海老フライ。

本日、検査入院も終わって、2泊3日の病院も退院。昼前に病室を出た父は、すでに食べるところを決めている。それは、ショッピングモールのレストランで、海老フライを出す店だった。以前に立ち寄ったレストラン街で、父はちょっと気になったお店だったんだろうね。で、だだっ広い駐車場に、入口に近い場所はほとんど車が停車している。幸運なことに、入口近くの場所が空いていた。目敏く見つけたのは妻である。そりゃね、今日は寒いし、あんまり高齢の父を歩かせるわけにはいきませんから。

で、はじめっから父が決めている、いわば、そのトンカツ屋さんに入った。時刻は、お昼前の、11時40分頃。私たちが座ると、次々に客が入ってくる。で、メニューを見ると、キャベツ、味噌汁、ご飯、生卵が、おかわり自由だってさ。なるほどねえ。それが、この店の売りなんだ。で、注文したランチメニューが運ばれてきた。ご飯が、チョー少ない。だから、おかわり自由なんだね。

他の客は、次々とおかわり自由のご飯とか、生卵とかを取ってきているけれど、私たちはパス。だって生卵は、その日に生んだ卵でないと、卵かけご飯にしたら、私はお腹をこわしますから。で、父は、海老フライとロースカツのメニューを、私に海老フライひとつ、妻にカツ一切れを渡して、残りを全て平らげた。で、父から、お言葉が出るかと期待したんだけれど。なかった。うーん、微妙だね。父は通常、おいしいなあ、おいしゅうないなあ、をはっきり言う。だから、微妙なんだ。ま、いいか。父は満足したんだろうか。ま、いいんだけれどね。本当に、脂っこい料理を好む父です。