私に道を聞いたご夫婦。


先日のことです。陸と散歩に出て、5分ほど歩いた頃に、夕方の散歩と覚しきご夫婦がこちらに歩いてきた。突然、私に、帰る道がわからなくなって、と尋ねる。○○小学校を通って池の周りを廻ってきたんですが、○○小学校に戻る道が解らなくって、とおっしゃる。60代くらいのご夫婦でしょうか。言葉づかいが、完全な標準語でした。つまり、関西の人ではない。100メートルくらい歩いたら右に曲がって、さらに100メートル歩いたら四つ角に出て、そこを左に曲がってずーっと歩けばその小学校に出ます、と教えた。このあたりの道は結構複雑なんです。何の荷物も持っていなかったので、観光客ではない。いつもの散歩に出たという感じの服装。でもって、道に迷っている。ということは、最近こちらに引っ越して来た方なのか。東京方面から、なぜか奈良に。そりゃ〜、奈良にだって標準語を話す人がいます。長く地元に住んでいる人は、だいたい関西弁のニュアンスを持っていますけれどね。どんな事情があるかはわかりませんけど、奈良という場所を選んで住まわれたのなら大歓迎ですね。奈良は、国のまほろば。住みやすい素晴らしい場所なんです。東京なんてなんでもあるけれど、ぎっしりありすぎて、余裕というか、ゆとり、くつろぎを感じさせてくれないんですね。都市圏にお住みの方、心にゆとりがなくなったら、ぜひ奈良にお越しください。そりゃ、名所旧跡や神社仏閣もありますが、奈良は空が広いのですよ。などと、道を聞かれたご夫婦に対して、創造力を巡らしてしまった。その奈良は、私の生まれ故郷です。


尖閣流出ビデオ事件の逮捕、犯人ではなく英雄だろ。
流出場所のインターネットカフェが特定されて、とうとう海保職員が、自分が流した、と名乗り出ましたね。しかし、何度も言うが、守秘義務があるかもしれないが、これは内部告発です。ビデオを国民に見せようとしないで、こそこそと国会議員だけで見て、それで中国に対して及び腰になっている民主党政府が一番悪い。

さあ、この海保職員をどのように処分するのか、警視庁が身柄を確保するらしいけど、国民の英雄に対して、それにふさわしい処遇を求めますよ。海保職員が動揺しているというが、日本の国を守っている海保職員たちにストレスを与えてはいけない。海保職員の方たちには、動揺することなく自分たちの職務をまっとうしてほしい。

そんな風に、海保職員たちは国を守ろうと一生懸命になっているのに、民主党政権はなんだろうね。中国に及び腰で、できそこないのボンクラばかりが集まっているのではないだろうか。警視庁の国際テロ関連情報の流出と、中国漁船衝突事件のビデオ流出と、まったく事情が異なるだろう。同一に管理見直しを指示する菅総理はやっぱりアホですよ。

逮捕した中国漁船の船長を釈放して、内部告発としてビデオを流出させた海保職員を逮捕するようじゃ、あまりにも不自然な行為。海保に激励の電話が相次いでいること仙谷由人さんが不快感を表しているというが、海保は一生懸命に仕事をしている。内部告発も評価する。そんな仙谷さんがまさに不愉快ですね。その顔、見たくねえよって感じ。民主党の凋落は、限りなく続きそうです。