海の日から、2日過ぎて。


海の日って、7月20日だと思っていたんだけど、第3月曜日なんですね。奈良県は海がないので、海の日にどんな催しが行われたのか、あまり馴染みもないが。ところでネットで、和歌山県高知県、宮崎県は太平洋に面していない、というブログのコラムを見つけた。どういうことかというと、伊豆半島、伊豆諸島、小笠原諸島マリアナ諸島から西の海は、フィリピン海と呼ばれ、太平洋とは区域名が分離されているという。で、世界各国では、この海をフィリピン海と呼んでいるらしい。

う〜ん、和歌山の人も、高知の人も、外海は太平洋とばっかり思っているから、いまさらフィリピン海と呼ばれても、イメージが合わないだろうな。私だって太平洋だと思っていたんだから。ま、確かに地図で見ると、フィリピン海って、島々に囲まれているわな。この海を太平洋というには、無理があるのかも。でも、グーグルマップで、海のマップを航空写真にしてみると面白いね。ハワイ諸島なんか、カムチャッカ半島から雫が垂れるように流れているし。その南には、麒麟の絵がある。北ではウミガメが泳いでいるような。海の海底図って、本当に面白い図柄なんですね。だから、海を汚してはいけません。どこかで原油が漏れているけれど、もってのほかです。川も汚してはいけません。海に流れ出るから。

フィリピン海、やっぱりイメージがわかないなあ。地図で見ると明快だからなあ。この向こうは、太平洋ではなくって、フィリピン海なんですね。写真は、佐伯・宿毛フェリーより、南を望む。


国産ウナギを食べようなんて、そりゃ〜ムリな話だ。
今年の土用丑の日は7月26日。今は、スーパーのチラシなんかに、ウナギの広告がしょっちゅう載っていますよね。いちおう国内産の表示がしてある。でも本当でしょうかと、私は疑ってみている。ウナギの産地擬装は、頻繁に新聞記事ななっている。先日も、どこかってあったそうな。ま、日本人はウナギが好きですね。私も、ウナギは好きです。そりゃ〜私だって、国産のウナギは食べたいです。中国産のウナギは、病気予防のために抗生物質とか、薬とかを目一杯食べさせられていますから。誰だって、国産ウナギの方が安心できるでしょうね。

でもね、国内で流通しているウナギは圧倒的に中国産のウナギが多いんです。8割から9割が中国産といわれています。なのに、土用丑の日になるとスーパーの売り場なんかでは、なぜか中国産のウナギが姿を消して、国産ウナギばかりになるんですよ。これって変でしょ。国産ウナギが、そんなにいっぱいあるはずないもん。

そ、だから、ちょっと安い中国産のウナギを食べましょうよ。いくらカラダにあやしい添加物が入っていたって、1回や2回食べたって、大したことではないでしょ。ね、中国産のウナギだって、りっぱにウナギなんですから。皆さんが国産ウナギばかりにこだわるから、業者だって大量保管しているウナギを段ボールの箱を変えて出荷しちゃうんですよね。だから、国産ウナギはあきらめて、中国産にしましょうよ。

私ですか。もちろんこの時期は、ウナギを食べません。だって土用の頃のウナギは、擬装のこともあるから怪しすぎます。こんな時期は、瀬戸内海のハモですね。これを蒲焼きにすればおいしいんですよ。あと、瀬戸内海のアナゴもおいしいんですよ。ウナギでなくても、日本近海で獲れたおいしい魚。これが、一番安心ですよね。サンマの蒲焼きだっておいしいですから。これらの魚が、一番安全です。どうしても、国産のウナギが食べたいって人は、にょろにょろと生きている活鰻を職人がさばいて、2度蒸して3度焼く。それによって味わいが深まるんですね。そんな鰻屋さんで食べるのが一番ですよ。国産にだけこだわるのではなく、二度蒸し・三度焼きにこだわるのが鰻料理というもの。スーパーで売っているのは、鰻の焼き魚にタレが付いているだけですから。