靴下に、穴が開いた。

いつか穴が開くだろうな、開くだろうな、と思って履いていた靴下が、やっぱり穴が開いてしまった。今年の初めくらいにおろした新しい靴下。初めて履いた感覚がなんかふわっとして。それは肌ざわりが良いということではなく、なんか繊維の弱さが肌に伝わってくるような、とにかくヤワな感じだった。もちろん、メイドイン・チャイナ。スーパーで、日本製の靴下を探したが、売っていなかったと妻は言う。

そうなんです、メイドイン・チャイナは、すぐに穴が開いてしまう。数カ月で穴が開くなんて、メイドイン・コリアでも半年もったのに。韓国産のカジュアル靴下を、7年くらい前に買ったことがある。5足で300円だった。靴下の上部が段々と伸びきって、ずり落ちるばかり。なので、家で履くものとして2年くらい使った。で、足の嫌な臭いも繊維に染み込むようになって、終いには洗っても臭いが落ちなかった。臭くなって、それで捨てちゃったんだけど。それより、メイドイン・チャイナ靴下は最低。

ところで私が住む奈良県って日本一の靴下の生産地ですよ。その奈良県で、奈良県産の靴下が売っていないとは、どうなっているのだろうか。ま、どうせ有名メーカーのOEM生産なんだろうから、表に出ないのかも。安いのはいいんだけど、品質の悪い製品が出回りすぎている。これじゃ〜ゴミが増えるばっかりだよ〜。以前は、靴下って3〜4年は十分に履けたんだけど。真っ黒になったけど、それでも穴は開かなかった。こりゃ〜、足の指の爪をこまめに切るしか自衛策はないねえ。国産靴下はどこへいったのかい。奈良産靴下はどこにあるのかい。