蝶が写っているよと、


妻が言う。そうそう、この前、庭に黒いアゲハチョウが飛来して、コンパクトデジカメで撮影したことを忘れていた。そういえば、最近はデジカメで撮影しても、すぐにパソコンに取り込まないで、何日も経ってから取り込むことが多い。あとで見ればいいやって。撮影した後、すぐに見たいというワクワク感が段々薄れているような。ニコンのクールピックスP5000も買ってから、3年近くになるからね。でも、なかなか画素数アップになりませんね。P5000は1000万画素です。3年経ったら、2000万画素くらいになるかと思ったが、ニコンのPシリーズは1400万画素にも届かない。ま、気軽に待ちましょ。それまで、壊れないでくれ。

ところで、このアゲハチョウの撮影って、偶然に期待するしかないんですね。蝶はヒラヒラと舞っている。ところが、デジカメはシャッターを押してからのタイムラグが長すぎる。なんか1秒近くもある感じ。これじゃ、ひらひら舞っている蝶なんか撮れませんって。だからニコンさんも、もっとシャッター時間のタイムラグが少ないPシリーズを出してくださいね。なんで、Pシリーズにこだわるかというと、テレコンバータとワイドコンバータの専用交換レンズを持っているからなんです。だから変えられないんですね。




もう2011年大卒生の内定率が発表された。
でその内定率が47.8%で、前年よりちょっぴり悪いらしい。しかし、なんだ、これから卒業論文やら、研究やら勉強をしっかりやる時期に、就職活動に翻弄される大学生は全く気の毒だけれど。企業も何を考えているのか、大学の勉強などはどうでもいいから就職活動をしっかりやりなさい、とでも急かしているような。いつから就職活動の前倒しが始まったんだろうか。

大学生だって、就職活動ばかりを気にして、勉強どころじゃないでしょうに。でも、なにかい、企業は、大学の勉強などはどうでもいい。だから、とにかく、一応個性のある目についた学生は、勉学の成果はどうであれ、まずは抑えておこうという腹づもりかもしれない。でも、そんな企業の姿勢が、だんだんと大学生をお馬鹿にしているんですよね。ただでさえも、大学の進学率は50%を超え、高校を卒業しても就職口がないから、大学に行っておこうという人が多くなっている。大学は大学で、定員割れしているところも多い。定員割れ大学などは、受験生をすべて合格にするものだから、学生のレベルが下がる。悪循環ですね。

定員割れしている大学は、これから学生の質も、勉学のレベルも下がるということです。そんな大学卒業予定者を大学3年次の終了レベルで就職を決めさせるって、企業のお馬鹿度合いにも呆れますね。方や、赤字経営にあえぐ大学は40%以上あるといいますから。そんな中で、福岡医療福祉大学が来年の新入生の募集を停止するそうな。いやはや。

ところで、同じ系列の日本経済大学の渋谷キャンパスは、入学定員400人なのに、入学者数940人と凄い超過率。でも、940人中で日本人学生は12人で、残りは17カ国の留学生。9割が中国人。これって外国人学校かい。どうせほとんどは日本各地に散っていくのだろうね。かつて秋田にそんな大学があった。留学生で定員割れを解消する大学が増えている。教育の質も、落ちているのかもしれない。消える大学、今年はあと何校出てくるのかね。去年は5校だったと思う。