1年で穴が開く、中国製のシューズ。


去年の春に買ったアシックスのシューズです。価格は4000円弱だった。履き心地はまあまあ。唯一の心配事は、どれくらい履き続けられるか、ということだった。毎日、陸の散歩には履いている。今年に入って、甲の部分の生地に穴が開いた。それでもなお履き続ける私。でも、靴の裏部分は、まったく問題なし。で今日、シューズを見ると、さらに穴が拡がっている。もう限界かもしれない。裏は丈夫なのになあ。去年の5月に履き始めたから、1年も持たないんだよね。いくらアシックスでも、これだからメイドイン・チャイナは嫌になる。ABCマートのようなショップじゃほとんどが中国製ばかり。

2年前も大分のジャスコで買ったシューズがあった。もちろん、メイドイン・チャイナ。価格は2000円くらいだった。そのシューズは、やはり1年くらいで靴底が磨り減って、とうとう穴が開いてしまった。でも、アッパー部分は全然問題なし。なのにもう履けない。なんだか勿体ないんだよね。

30年くらい前にジョギング用のシューズを買ったことがある。使うのは週に1〜2回のジョギング時だけだったけど、20年以上は履き続けた。もうほんとにボロボロになっても、履き心地は良かったんだよね。30年前だから、当然日本製のアシックスだった。今じゃシューズショップで日本製のシューズが見つからない。みんな中国製で見かけは良くても直ぐにボロボロになる。2倍高くてもいいから、3倍長持ちする日本製のシューズ、売っていないかなあ。もう日本国内ではシューズを作っていないのかしらん。


イトーヨーカドーが減益、成城石井が増益の理由。
イトーヨーカドーの2月期営業利益が、過去最低の17億円にまで落ち込んで、不採算店30店以上の閉鎖を検討中とか。片や高級スーパーの成城石井は、3期連続増益だそうで、新たに10店舗を増やすそうな。この現象をマスコミは、長引く不況で節約に疲れた、巣ごもリッチが急増しているからと、裏付けている。

流通ジャーナリストは、巣ごもリッチとは、外ではお金を使わずに自宅で豊かに暮らそうとしている人のこと。レストランで食事をするより、自宅で料理とワインを楽しむ方を選ぶ。そのため高級な食材を求める人が増えている。高価格のビール、ザ・プレミアム・モルツが売れ行きを伸ばしているのは、その一例だと断じている。

まったく違うんだよね。

実は、奈良にもイトーヨーカドーが1店、成城石井も1店あります。私はそのどちらにも行ってみました。まず、イトーヨーカドーに行った感想。妻はひとこと、売場に魅力がない。肉、魚、野菜は無難な品揃え。で、一般食品。プライベートブランドが多すぎ。ヨーカドーならセブンプレミアムでしょうけど、様々な御託を並べてあります。でも結論を言えば、大量生産だからメーカーを叩いて商品を安く作らせて、利益率を高めた商品。そんなものが、いい商品であるわけ無いもの。イオンのトップバリュも同じことが言える。

成城石井は、バイヤーがすごく多いらしい。で、全国を駆けめぐって、本当にいいものを厳選しているんですね。私も成城石井で梅干しを買いました。私が好みの梅干しは、塩だけで漬けたもの。ちょっと塩分は高めですが、余計な添加物は一切入っていません。スーパーの梅干しって、味を付けたり、甘みを加えたり、着色料や添加物がいっぱいですから。で、成城石井で買った梅干し、もちろんすごくすっぱい。当たり前か。でも、皮がすごく柔らかい。酸っぱいんだけれど、食べているうちに何故かマイルドな感覚。さすがバイヤーさん、いい梅を選んでいます。

サントリーのモルツがおいしい、などと人は言うけれど、私にとっては論外。ま、ビールは好みの差がありますから。私は、アサヒのスーパードライも大嫌い。これも嫌な味がしますから。発泡酒や第3のビールも全く飲みまない。だって、おいしくないもの。だからビールを飲みます。でも、ビールを飲むのは、暑くなって、風呂上がりのあとにプシューっと缶ビールを開けるだけ。夏限定の贅沢なんです。だからこそ、おいしいビールを飲む。去年の夏のお気に入りは、キリンのラガー。それまでは一番搾りだったんだけど、麦芽100%にしたからおいしくなくなった。だから麦芽100%というのはクセがありすぎて、私にとって少しもおいしく感じない。だからサントリーのビールは、おいしくないのだ。30年くらい前は、エビスもおいしかったんだけれど、だんだんとおいしくなくなった。どこのメーカーも、発泡酒や第3のビールの開発やコマーシャルにばかり力を入れるから、基本のビールが、どんどん品質が落ちちゃうんですね。悲しいことです。だから、今も盛んだけど発泡酒や第3のビールのコマーシャルにうんざり。夏だけでいいから、おいしいビールをしっかりと作ってくださいね。