泣き叫ぶ、ご近所さんのワンコ。

sandenji2010-04-21

昨日の話の続きです。脳内出血でご主人が入院・手術となったお宅には、1匹のワンちゃんがいます。この子は、陸とすっごく仲が悪い。で、その子は家人が一緒だと妻にもなつくんですが、家人がいないときは、誰にも威嚇する。吠える。さて、昨日、ご夫婦が息子さんの運転で病院に行ったあと、奥さんから妻に電話がありました。ワンちゃんにご飯をあげるのを忘れたので、お願いしますとのこと。どうせ近寄らせてはくれないので、殿の容器にご飯をたっぷり入れて、棒でつついてワンちゃんの前に押し出すことにしたそうな。行くと、ワンワン吠えたそうな。でも、ご飯が目の前にくると、がっついたそうな。お腹が減っていたんですね

夜になると、寂しそうに泣き叫ぶ声が聞こえてきます。10分、20分、悲しい声が近所に響きます。真っ暗な家。一人残されたワンちゃん。明日には、奥さんが帰ってくるだろうから。今日、妻が様子を見に行くと、伏せして目が座っているという。誰もいないから、自分がしっかり家を守るんだ、そんな様子だったという。むろん、誰も寄せ付けません。本当に、いい番犬だ。やっと今日の夕方に奥さんが帰ってきました。妻が奥さんと一緒にいるワンちゃんのそばに駆け寄ると、妻に抱きついて、キューンキューンとおやつをおねだりしたそうな。「あんた、さっきは目が座っていたのに、今の態度は何よ」と妻は笑っていた。やっと散歩に行けたし、良かったね。

ご主人は、硬膜下出血で、だいぶ前からじわりじわりと脳内に出血が拡がっていたらしい。今も、意識はしっかりしているが、一部で記憶が素っ飛んでいるという。皆さん、ご注意ください。風邪でもないのに、頭がフラフラしたら、脳内出血かも。50代、60代の人ばかりでなく、まれに若い人にもありますから。つい最近亡くなった、巨人軍のコーチの木村拓也さんも脳内出血のくも膜下出血でしたから。