おいしかったおでんも終了。


おでんも、やっと終了。なんと晩ご飯のおかずで連続4日間続けました。なんせ私が作ったんだから、私はまったく文句はない。付き合った妻は、ちょっと飽きが来たかも。でも、4日間夕食のおかずは作らなくて済んだわけで、ちょっとした骨休めにはなったかな。卵、しっかり中まで色が付いています。こんにゃく、これも中まで出汁が染み込んでいます。さすが、4日間の集大成。ごちそうさまでした。でも、ちょっと長かったかなあ。

ところで、さっき日曜洋画劇場の「アイ・アム・レジェンド」を見たんだけど、妻はそそくさと退散した。映画に主人公の飼い犬が登場するんだけど、その犬が死んでしまうことを知っているから、かわいそうで見られないと。なるほど、主人公の愚かな行為で、愛犬がゾンビ化してしまう。そこで自ら愛犬を殺してしまうわけだ。かわいそうに。主人公の科学者は、ゾンビ化して生き残った人間と闘うわけだが、結局ゾンビと共に自爆してしまう。科学者かろうじて開発した血清を託された母子は、生き延びて生存者がいる地域にたどり着いた。めでたしめでたし、なんだけど。暗い話しだ。

ま、この映画を二度と見ることもないだろう。妻は見なくて正解。地球上から60億人の人間が消滅して、ほとんどが死ぬかゾンビ化するかって、たとえ話にしてもありえない。むしろ100億人、200億人と増加して、食糧危機になるってのならあり得る話しだけど。日本の総人口は、去年の10月1日現在で、前年より18万3000人減少したそうな。だから若年層の減少により、労働不足が予想されるからと言って、安易に外国人労働者を受け入れるのはまっぴらごめん。そんなことをいうのは、じいさんの政治家だね。


何も書くことがない。
今は、そんな感じですね。今日は、何も書くことがない、こう思うことがよくあるんですね。で、つらつらとネットのニュースなどを見ている。そうすると、愛知県の引きこもった30歳の男性が、家族を殺傷した記事がいろいろと載っている。傷ましいことです。素直な感想を言えば、15年も引きこもっていると、人間ではなくなるのかしらん。なんかの小説に、何年も長い間家の中に引きこもっていると、自身はもう人間ではなく巨大な繭に包まれた昆虫の幼虫に変化している、というのがあったと思う。これは、まさにそれですね。人間以外に、へんげし、唯一外界を探ることができる一本の糸。それを断ち切られたら、けものにへんげしたかつての人間は、おのれを孤立させるものに牙を剥け、排除しようと試みる。

思うに、引きこもったら、最初の数年が勝負でしょうね。立ち直らせるには。時間が経つにつれ、人間から獣に少しずつ変化し、15年も経ったら手遅れなんですね。で、ネットの書き込みを見ていると、こういう引きこもりを兄弟に持つ人って、意外に多いんですね。ということは、兄弟姉妹がいるから、しっかりした兄貴や弟と自分を比較して、嫌になって、ひきこもちゃったということになるんでしょうか。一説には、引きこもりは百数十万人と言われている。引きこもりは、押し出された日本人、あるいは押し込められた日本人と言えるかもしれない。それは社会から。社会が、日本人社会だけではなくなってきたからねえ。いっぱい外国人もいるから。それらから、押し込められたのかもしれない。なにも書くことがないと言いながら、こんなことを書いてしまった。