ハイブリッド車に疑似走行音の義務づけ、バカか国交省。

ハイブリッド車の走行音が静かすぎて歩行者に危険とされる問題で、国土交通省はエンジンに似た音を出す装置取り付けをメーカーに求めるガイドラインを発表したという。

要は、ハイブリッド車は走行音が静かすぎるために、後方から接近しても歩行者が気付いてくれなくて、危険だという指摘があるらしい。だったら疑似音なんか出さずに、歩行者が歩く後ろをゆっくり走ればいいではないか。それに、クラクションだってあるしね。

そもそも、ガソリン自動車はうるさすぎる。音的にいえば、軽自動車の方がもっとうるさいかな。更にうるさいのは、原付バイク。朝に新聞配達なんかで走り回っているでしょ。これって妙にうるさいんだな。朝は静かに寝かせてくれよ、と言いたい。新聞配達も、電動アシスト自転車にしてくれると、朝は静かになるんだけど。新聞配達店さん、考えてみてくれませんか。それこそ電動のバイクでもいいよ。

国土交通省も、疑似走行音なんて、何を考えてんだか。静かで歩行者に危険というのに、自転車がありますよね。下り坂なんかを突っ走ってくる。音もなく。これの方が、よほど危ない。だからといって、自転車に疑似走行音なんて考えないでしょ。自転車と歩行者だって、死亡事故はあるんだから。

あと、うるさいと言えば、右に曲がります、なんてうるさい声を発しながら路地を曲がる生協のトラックなんかがありますよね。これだって大きなお世話。その音を出すことによって、歩行者を威圧しているわけなんですね。疑似走行音なんて、歩行者に対する威圧でしかない。暴走族の爆音を響かせて、他の車を威圧する。それと同じなんですね。とにかく、疑似走行音なんてバカげている。もっと安全に走る方法を徹底すればいい。それから、うるさすぎる車をもっと取り締まればいいのだから。自動車もバイクも、走行音が、エンジン音がうるさいんです。まったくう。