年賀状を出さない年。


別に年賀状を出さない主義とか、そういうわけではありません。母が5月に亡くなったので、一般的な慣例に従って、喪中につき年始のご挨拶は控えさせていただきます。というわけで、そんな喪中ハガキを送っております。

でも、メールとかでやり取りしていると、ゴメン年賀状を送っちゃった。というのもあります。まあ、ご愛敬ということで、私は笑って許します。

今年は、私が受け取る喪中ハガキも、去年より多い。同年代の友人たちのお身内にご不幸が増えてくる、そんな歳になったんですね。

私たちは、毎日健康で、一年を無事に過ごすことができました。陸の出来物除去手術はあったけど。つるんつるんだった殿のお腹に少しずつ毛が生えてきたけど。

そんなふうに振り返ってみるといろいろあるんですね。嬉しかった人も、悔しかった人も、今年という年は、あとわずか。今年も私のブログに付き合っていただきありがとうございました。そして、皆さん、良いお年をお迎えください。


晦日は、バラエティ番組の嵐。
あんまり大晦日ってテレビを見ないんだけど、いつの間にかぶっ通しのバラエティー番組ばかりになっていますね。その象徴がNHK紅白歌合戦です。視聴率が40%を割ったとか、いや、健闘したとか、始まる前から話題になっていますね。でも、紅白歌合戦って、昭和38年には視聴率が81.4%だったんですね。驚きです。

昭和38年は、次の年に東京オリンピックが開催されましたね。今57歳の私は当時、小学校5年生でした。この頃はやはり、家族みんなで白黒テレビの紅白を見ていたっけ。母親は、お正月のお節料理作りで大忙し。その合間をぬっては、母親が紅白を覗きに来ていたような。古き良き時代ですね。ちなみに、昭和38年の紅白は、北島三郎が初出場なんだって。

でも、当時って、そんなに長い時間、紅白をやっていたっけ。8時過ぎからやって、11時くらいには終わっていたような。その前に、他局でレコード大賞があったような。で本日の紅白って、延々4時間30分もやっているんだって。知らなかった。ま、私はたぶん見ないだろうけど。録画した映画かドラマでも見ますか。

晦日に見るための番組って、自分自身で録画して用意しておかなきゃならないんですね。でももっとね、役に立つとか、ためになるとか、教養が拡がるとか、そんな深い番組があればいいんだけど。馬鹿馬鹿しいお笑いで時間を潰して、それだけで終わりというのは、目が覚めたら楽しい夢は消えていたみたいな、ただただ儚さが残るだけかもしれん。