大根の葉を、捨てるなんて、とんでもない。


妻が、買物に行った。そこは道の駅なので、大根も葉付きで売っている。とあるおばさんが、大根の葉ってじゃまなのよね、と言ったそうな。妻は心の中で、とんでもないと思ったことでしょう。

大根の葉っぱは、根より栄養が豊富なのは、意外と知られていないようです。ビタミンAやビタミンCが特に多く、美容に良い野菜なんですね。要するに葉は緑黄色野菜の仲間で、カルシウムも豊富に含まれ、葉を毎日食べることで、ニキビや吹き出物を治し、みずみずしい肌に知る作用があると言われているんですよ。

そんなわけで、昨日の妻は、大根の葉っぱをトントンと調理しながら、この葉っぱしゃっきりとしてみずみずしいと言う。実は、この大根の葉っぱは、昨日の朝に妻が収穫したばかり。妻のお友達が、柚子が実ったので取りにおいで、とお誘いがあって、柚子のついでに大根まで収穫させていただいた、というわけなのさ。大根は冬の野菜でこれからが収穫期。まさに旬の野菜です。

青々とした植物特有の匂いが部屋いっぱいに拡がる。スーパーの葉付き大根とは新鮮さが違いますね。正真正銘の朝穫り野菜です。正確には昼前かも。そして、大根の葉とちりめんじゃこ、トウガラシを加えて炒めたアッツアツが出来上がり。これが冷めたらご飯の友の完成です。

大根本体は煮物などで、じっくりと味が浸みたおいしさをいただきましょうか。あ〜あ、またおでんが食べたくなった。明日から12月だもんね。おでんといえば、ガンモ。その前に、普通の真面目な豆腐屋さんを探さなければ。今日の朝は、さっそく大根の葉、ご飯の友としていただきました。ちょうどいいおかずなんだよね。だから、捨てるなんて、とんでもない。ですよ。


バカちょんカメラじゃなくて、バケーションカメラだった。
こんな事実を知ったのは、今日がカメラの日だから。調べてみると1977年のこの日に、小西六写真工業が世界初のオートフォーカスカメラを発売した日なんですね。どうもそれを記念してのことらしい。時代は流れて、小西六写真工業は、コニカになり、やがてミノルタカメラと合併してコニカミノルタになる。そのカメラ事業もソニーに売却されちゃった。

自動露出カメラやオートフォーカスカメラが30年以上も前に登場したけど、今やフィルムカメラは廃れて、デジタルカメラばかりになりました。フイルムメーカーの富士フイルムがカメラを作る時代なんだから。

バカちょんカメラって言葉、古い人なら知っていますよね。カメラのことを碌々知らないバカでもチョンでも扱えるカメラ、という意味だったような。これって大きな誤解だったんですね。アメリカで自動露出のカメラが登場して、絞りとシャッター速度はカメラが自動調節してくれて、後はピントさえ合わせれば、素人でも簡単に扱えるようになった。素人でも扱えるカメラを、休日に気軽に持ち出して使えるカメラとして、Vacation Camera、つまりバケーションカメラと呼ぶようになったらしい。

ところがこれを日本ではローマ字読みされて、バカチョンカメラになったそうな。私も初めて知りました。なるほど大きな誤解か。

最近のコンパクトデジカメ、小型で軽くていっぱい撮影できるから便利なんだけど、オートフォーカスだから勝手にピントを合わせてくれる。ほんの少しピントをずらしたいと思うときも時々あるんだけど、うまくいかない。便利なようで、融通が利かない。自動露出オートフォーカスも、その他の機能も進化しているんだけど、基本的な操作に立ち返ったカメラも欲しいと思うようになった。


NHKオンデマンド、利用者が増えず。
という朝日新聞の記事があった。NHKが昨年の12月から始めて、ほぼ一年。事業収入は23億円を見込んでいたそうだが、半分にも満たないという。視聴回数が124万回という少なさが誤算だという。

ちなみに番組1本が105円から315円だとさ。そもそも一般番組で、そんな高い金を取るかなあ。今やレンタルビデオでも安い店は、100円もあるんだよ。1時間くらいの番組に315円も払うとしたら、それはお目出度い奴だ。

仮にこのペースで、一年間に視聴回数150万回としよう。1回315円としても、5億円にも届かない。これは大赤字ですね。他の民放でもやっていることだけど、有料コンテンツとしては高すぎるってことなんですね。NHKは見放題メニューで月額1470円。微妙に高い価格ですね。

確かにもう一度見たいな、という番組はあります。でもなあ、お金を払ってまで、見たい番組って、本当にあるのかな。たとえば、NHK大河ドラマのDVD盤って、いったいどれくらい売れているものなのか、知りたいものだ。完全版って数万円しますからね。

大分に住んでいたとき、直ぐ近くにビデオレンタル1本100円のショップがあった。まあ、そこそこ流行っていたと思う。ビデオレンタルも100円くらいなら、払ってもいいかな、という値段ですね。最近は行ったことがないが、ツタヤは高いよ。

ところでNHKオンデマンドも、どうして無料から始めなかったのか。まず無料で始めるのは今や常識。ミクシィの無料アプリが人気です。人気なのは無料だから。そのうちこのアプリも有料に移行するでしょう。その時が勝負なんです。だからNHKももう一度やり方を変えてみたらどうですか。そんなわけで、私もNHKオンデマンドのホームページに行ってみた。ところが、OSの環境はウインドウズだけに対応していて、マッキントッシュには対応していません。私は利用できない。だからですね。