早くも、お尻くっつけあって。


去年は、12月頃から、お尻くっつけあって、伏せしていたんですが、今年は早くもふたりでくっついている。

正確に言うと、猫の殿がこの場所に来て、外を見ていた。すると犬の陸が、いつもはこの場所に寝っ転がるんですが、外を眺めている殿に先を越されたもんだから、ちょっと手前側に座り込んだ、というわけ。

陸は顔を決して窓側に向けず、常に部屋の内側に顔を向けるから、そんなアングルになりました。でも、お互いに温かいでしょ。お尻がね。そういう季節になったんですね。

2年前まで、ボス犬だった痴呆気味のワンチ君がいて、陸とワンチはけっこうくっついていたんだけど。そのワンチがいなくなって、やっぱり寂しいのかな。殿や陸はワンチ君を思い出すことがあるのだろうか。

来月で、ワンチ君が亡くなってちょうど2年。ワンチ君の命日はまだ10日ほど先なんだけど、さりげなく適当な距離でなかのいいふたりを見ていたら、ちょっと思い出した。ワンチ君は、そんな二人を空の上から、どんな気持ちで見ているんだろうな。仲良うしいや〜、だったりして。


大学の広告が、多くなったが。
新聞をパラパラとめくっていると、下段には大学の広告が多くなっている。テレビでも、大学のコマーシャルを時々見かける。大学も、学生を集めるのに必死なんだなあ。大学への進学率が50%を超えて、いくら不景気でも進学率は下がることはないでしょう。年収200万円より少ない家庭の進学率は28.2%で、年収1200万円以上の家庭は62.8%になるとか。金があれば、大学に行けるわけですね。

しかし大学の方はどうでしょうか。来年度の学生募集を停止した大学が3校もある。私立大学の4割にあたる200校あまりが赤字だという。定員割れの私大は47%にのぼるという。これからどんどん閉校や廃校になる大学が出てくるでしょうね。だから受験生の方は、しっかりとつぶれない大学を選ばないと、悲しいことになる。

そういえば京都の予備校、関西文理学院が生徒が集まらなく閉校になると聞く。もう浪人までして大学に行くという風潮はなくなったんですね。ちなみに、30数年前、私は2年間も浪人したが。それに今の大学は授業料が高すぎる。国立でさえ、初年度納入額は82万円ほど掛かるって、高くないか。

なんで国立大学の東京大学と、地方の秋田大学宮崎大学の授業料を同じにしなきゃならないのかが不思議。30数年前、国立の授業料は初年度納入額1万6000円でした。でもすぐに授業料が3倍の3万6000円に値上がったけれど。だから私は国立の大学をやめて、授業料が2万4000円の公立大学に行った。当時は、アルバイトで授業料が払えたもん。

だから東大が54万円の授業料なら、秋田大学宮崎大学は20万円くらいにしてもおかしくないと思う。また成績優秀者は、学費を免状するくらいの太っ腹にならなくては。で、優秀な成績を維持できているのなら、卒業までタダとかね。成績優秀なのに、遊ばれても困るから。ついでに大学院もタダで行かせる。その代わり、地方の地場産業に就職してもらって能力を活かしてもらうとかね。だから私立大学も優秀な学生を集めないと、赤字の垂れ流しでつぶれるぞ。受験生の皆さんは、定員割れでなく、赤字でもなく、つぶれない大学をしっかり選びましょうね。