散歩の出発が、6時過ぎに。

陸との夕方の散歩、その出発が午後の6時を過ぎるようになった。考えてみれば、もうとっくに夏至は過ぎていた。今日の奈良の日の入り時刻は、午後7時14分。この時刻から、日の入りは少しずつ早くなる。

6時を過ぎても、太陽はしっかりと空に残っている。陸にとっては暑く感じるだろうが、これからが夏本番だ。その暑さにも、慣れてもらわねば。

この時間には、庭の植木などにホースを使って水まきをする家人が多い。雨が降れば、その必要がないのだが、数日前の雨マークが晴れに変わっている。しょうがないのか。ところで陸は、この水の出るホースが大嫌い。水を捲く家に差し掛かると、道路の反対側に移動する。ジャーッと音がすると、急ぎ足でその場を離れようとする。しょうがないね〜。そろそろ、全身シャンプーもしなきゃ〜ね。

陸にとって、楽しみがひとつ増えた。それは父のマンションに立ち寄って、ちくわをもらうこと。エントランスに到着すると父に電話をする。しばらくすると父がちくわを持って、降りてくる。父はニコニコしながら、ちくわを千切って陸に与える。お手もしないうちにね。ま、いいか。

そして、りっちゃん、ちくわをもらえて良かったね〜、とマンションを後にする。父が、陸、バイバイ、と声を掛けると、チラッと振り返る。なかなか、かわいいもんだなあ。家が見えてくると時間は7時30分頃。1時間と30分。よく歩く。ま、暑い夏に備えて、今のうちにしっかり歩きましょ。