父親宅の、あやしい醤油。

入院中で留守宅となっている父のマンションの掃除とか布団干しに行った。キッチンの流しの下に、ペットボトルの醤油が入っていた。醤油というのは発酵食品なので、冷蔵庫の保存が望ましいのだが。

その週湯は関西地域の有名メーカーのものだった。その原材料名を見ると、遺伝子組み換えでない大豆、遺伝子組み換えでない脱脂加工大豆、小麦、小麦タンパク、米、食塩、ぶどう糖、アルコール。

醤油って、大豆、小麦、塩を使って作るんじゃなかったっけ。脱脂加工大豆って油を絞った後の大豆カスだよね。大豆とカスの比率はどれくらい?なんで小麦タンパクが必要?これって噂の醤油風調味料の一種かな。

塩じゃなくて、食塩っっていうのもなんだか変だ。食塩って電気分解で作る塩酸ナトリウムで、他のミネラル分がいっさい入っていない、味も素っ気もない、あの塩なんだ。

こころあるメーカーなら、塩にさえこだわって作るはず。私は二度とこの醤油メーカーの製品を買わないだろう。原材料名を見ると、本物なのか、風なのか、それがわかるというものです。