濃厚で、ただただおいしい、桃のジュース。


先日、妻の故郷、岡山から桃が届いた。品種は清水白桃。白桃と一般的に言うけれど、白桃にもいろいろ種類があって、なかでも本白桃が一番高価らしい。白凰は、白桃より、ちょっとシーズンが早くって、妻は遅い清水白がいいという。秋が近くなると黄桃が出回るらしい。

今年は雨が少なく、日照が十分だったから、例年より甘みが強いとか。そんなわけで箱を開けると、パーッと桃の香りが部屋いっぱいに拡がる。甘く満ち足りたような、いい匂いです。みんながちょっぴり赤らんだ、いいお尻をしています。おいしそ。

しかし、それは山から切り出したばかりで、まだ早く、しばらく日にちを置いて完熟を待つ。ま、果物は腐りかけが旨いというから。

で、赤身を増したものを、ジュースでいただきました。ミキサーから注ぐときの、とろ〜りとした感じ。桃の水分が多そうだったから、水をほんのちょっと加えただけ、と。

コップの中は、すべて果肉。食物繊維が多く、血圧を下げる高価のあるカリウムが豊富。整腸作用があって便秘にもいいらしい。そんな理屈はさておいて、飲む。わっ、濃い。さっぱりとした甘さ。果物の甘さって、爽やかで、清々しくって、なんとも言えぬ味わい。ゴクゴクと飲み干したいけど、1杯500円くらいだから、と妻はいう。じっくりじっくり味わって飲みましょ、旬の味。あ〜。旨かった。



北京オリンピックに、ワクワクしない私。

8月に入り、オリンピックの開幕もあとわずかとなりました。でも、あれが見たいとか、これが楽しみとか、ワクワクするものがない、今回だけは。マスコミだけが、金メダルの期待がかかる競泳の、とか。連覇がかかるレスリングの、とか、大はしゃぎ。

折角出場する選手たちには、頑張って欲しいんだけど。サッカーのワールドカップ予選のように、よし、見るぞ、がんばれよ、勝てよ、というものがない。何故なんだろう、と思い返してみると、やはり開催国の中国という国。これがなんだか胡散臭いからと、自分で納得した。毒入り餃子の事件も、結局うやむやになった。チベットの暴動も、なんだかいまいち真相がつかめない。中国って、やはりあやしい国なんだと。

しかし日本には、私たちの暮らしには中国があまりにも多く入りすぎている。産地偽装のうなぎ。100円ショップで売られている品々。浅草の仲見世で売られているおみやげもほとんどがメイドイン・チャイナ。今や日本の土産物はほとんど中国で作られているらしいけど。だから地方に行っても、おいそれと土産物など買えないのだ。

タオルにしたって、風呂から上がりカラダを拭く。なんかタオルがベチャッとする。水を繊維が吸い込まないで、表面に水滴が浮いている。つまり吸水性が悪いのだ。タグを見ると中国製。かつて100円ショップで買った洗濯ばさみ、2年ですべて壊れた。それとオリンピックと関係はない、と言われてもね。粗悪な商品。薬漬けの食品。身の回りにいっぱい。

そのイメージの先に中国があって、今度の北京オリンピックがある。選手たちは全力を出し切って試合をして、観客も暑くなるんだけど。ちょうど20年前の韓国、ソウルオリンピックでのシーンを思い出す。それは常に日本の対戦相手を応援する韓国の人々の大声援があった。まるで、日本を罵倒してるように。完全なアウェー状態だ。その時に気が付いた。韓国の人は、日本が大嫌いなんだと。今度の中国では、どうなるのか。ま、どうせテレビはあまり見ないでしょ、私は。