昨日のNHK、討論番組。

寝る陸

久しぶりに討論番組も、面白いんじゃないかな、と後半ちょっとだけ見たんだけど。杉並区立和田中学校の例を引き合いに出して、番組は進んでいた。おっと、杉並区立和田中学校のことを知らない人は、杉並区立和田中学校で検索して、ウィキペディアで調べてね。私は、この学校いい試みだと思うけど。

番組のテーマなんだけど、公立中学校の教育方法はこのままでいいのか、ということだったかと思う。なんで日本人の学力は落ちたのか、とも。中学生や高校生も、テレビ会議として参加していたが、結局番組は、大人たちの言いたい放題で、終わっちゃった。彼らの本心こそ、聞きたかったのに。さすがNHKは無難に収めようとした、だけの印象が強い。

確かに今や公立の中学より、私立の中学に親は行かせたがる。高いレベルを求めて。高いレベル、というのは学力だけでなく、親の資力もある。だから公立は、私立よりレベルの低いものになった。私立は、財力のある親の囲い込みに成功、ってわけだ。

確かに、今の公立小学校、中学校は、身勝手な親に振り回されているケースがよくありますよね。タダでさえも、登下校の道中が危なくって、クラスでいじめがあったり、携帯で様々な誘惑があったり。学校の先生は大変だ。これは、現場教師の数を増やし、親への対応をはじめとした事務員を増やせば、少しは改善するのにね。公立と私立の格差は広がるばかり。

この前、図書館へ行ったとき、ロビーで小学生4人がプレステポータブルをそれぞれにもくもくとやっていた。私たちは、小一時間ほど本をあさってから、帰るときも、彼らはゲームをやっていた。昨日のネット1時間じゃないけど、もはや子供たちに歯止めはかけられないのだろうか。

私だって、20代のころは麻雀をよくやった。多少の小遣いになるし。でもある時、これは時間を浪費しているだけだ、と考えてプツンと止めた。プレステ2のゲームも、2年以上遠ざかっている。これもゲームの世界以上に、得られるものはないと。しかし、次のドラクエが出たらわからぬ。DS買うかもしれない。たまーの息抜き、脳トレ代わりに。

さて、勉強はなんのためにするのだろうか。そりゃ〜知識や教養のあった方が、社会を生き抜いて行くには役に立つから、と子供たちに言ってもピンとこないでしょう。討論場組で、あるおばさんは、読み書きそろばんができればいい。今は、それがどのように社会に、そして自分たちに役立つかを教えられる人がいないのでしょう。教えられるのは、学校の先生ばかりじゃ、ないんだけど。

あっ、ブログの日記になっていない。昨日のブログじゃないけど、1時間くらいをメドに名古屋国際女子マラソンを見た。高橋尚子さん、早くも9キロで脱落しました。初マラソンで優勝した中村友梨香さん、おめでとう。最後のコメント、天満屋をよろしく。なかなかかわいかった。さすが企業の一員です。天満屋も、優勝記念セールをやらなきゃ〜。高橋人気にあやかったマラソン中継、視聴率は伸びなかったでしょうね。私も高橋脱落から、見る興味がなくなったもん。