餃子中毒事件のメタミドホスで、ちょっと気になる事実。

警視庁は、中毒被害の出た冷凍餃子から検出された、メタミドホスは、日本で製造されたものではない、と断定したらしい。そのメタミドホスは、日本製のものにはほとんどない不純物が多くみられたからという。そして中国では、メタミドホスを使った様々な殺虫剤が販売された、そのそれぞれには、様々な不純物が入っているということだ。

薬剤だけでなく、化学製品にだって、様々な不純物が使われている、いや混入しているのかもしれない。餃子などの冷凍食品、中国産野菜が、やり玉に挙がったが、私たちの暮らしの身の回りには、様々な日用品、家具、家電製品が中国から輸入されているのだ。日用品といえば、ダイソーなどの100円ショップで売られている雑貨はほとんどが中国製だ。

私も、洗濯ばさみや布団たたきを100円ショップで購入した。洗濯ばさみは20個ほどあったが数年でそのすべてが破砕した。布団たたきも2年で折れてしまった。単なるプラスチック製品で、たかが105円だが、その破損がなぜか早すぎる。日本製のプラスチック洗濯ばさみは、10年以上も使えるのに、なのだ。ゴム製の突っかけも中国製は、あっという間に切れてしまった。今履いている突っかけは日本製だ。5年くらい前に、ほうぼう探しまくって日本製を見つけた。かかとが磨り減ってはいるが、まだまだ使える。

つまり中国製は、構造より、材質に問題があるのだ。冒頭のメタミドホスに不純物が混入しているという警視庁の発表。プラスチック製品にも、様々な不純物が混入して、耐久性を劣化させているのかも。ま、これは健康に害はないだろう。その結果、転んだり、ケガをしないように注意すればよい。しかし、食事の容器などに不純物が混入している可能性もあるわけだ。鉛混入の塗料などは、よく知られた話だ。

家具や家電は、大丈夫なのか。いまや、組み立てボックスなどはほとんどが海外製品。家電の扇風機は、家電量販店で見ると、すべてが中国産だった。これじゃー不安になる。作り手の顔がしっかり見える製品を、これからはしっかりと探さないとやばいことになるぞ。もっと頑張ってほしい、国内の様々な製品メーカーにも。そして、安全、安心のためにも。