ニコンCOOL PIX P5000を使って4カ月。

これがP5000

7月末ぐらいに、27000円でP5000を買った。安いと思ったら、案の定8月に、1000万画素から、1200万画素にアップしたP5100が新発売。やはり機種の切替えだから、安かったわけだ。

さて、P5000の使用感だが、バッテリーが充電式。依然使っていた900シリーズは単3リチウムイオン乾電池を4本使用で、電池がなくなるたびに4本分1440円、後半は安くなって980円。この電池代がなくなって、安上がりなのだが。P5000は、バッテリーフル充電で、約300回ぐらいシャッターが切れる。この内、フラッシュは10数枚。ときどき、もっと撮りたいのに電池残量がない、ということがある。乾電池なら予備を持っていけばいい。P5000の場合は、バッテリーの予備を買っておくか、充電コードを持って歩くか、しなければ。P5000も、カメラ起動時にレンズ部が出たり引っ込んだりするので、これを動かすモーターで電力を消費するのだろう。もっとシンプルな構造ならば、バッテリーも長持ちするのに。

使用しているメモリーは、SDカードの512メガ。1000画素で、170枚前後の画像がメモリーに収まる。依然、用作公園、普光寺石仏、岡城趾を訪れたときは、これでは足りなかった。岡城趾の後半は、携帯電話のカメラモードで何とか納めた。1ギガのメモリーにしておけば良かったと、あとで後悔。ま、予備のメモリーは必要ですね。

ニコンのP5000は、レンズ交換ができる。900シリーズの交換レンズを持っていたので、使えるこの機種にした。これがこの機種を買った主な理由。しかしコンパクトデジカメは、オートフォーカスというか、自動モードのピント合わせが難しい。特に小さな花が難しい。たとえば、茂みの中に花が、もしくは撮影したい物体があった場合に、いくら近距離モードにしても難しい。5センチ手前の葉っぱにピントが合ってたり、10センチ下の地面にピントが合ったり。手動で微妙なピント合わせ操作ができればいいのに、と思う。

だから、みんなはデジタル一眼レフに流れるのでしょうか。メーカーがそういう風に誘導している、そんな意図を感じるのは、私だけでしょうか。P5000は3万円弱で買ったから、3年は使いましょうか。ピント合わせは、試行錯誤しながら克服しましょうか。それ以外は、概ね満足しています。なにより妻が、この機種になって、結構楽しんでいるから。10数万でデジタル一眼レフを買ったとして、10年以上使えるものがあるでしょうか。その頃の、主流画素数は、2千万、3千万、5千万だったりして、なんてことを考えたら、一眼レフはもっと先でもいいかな、っと。