マンション暮らしの冬は快適でした。


そういえば、暦ではいつの間にか冬が終わっていたんですね。昨日なんか日差しはないけど暖かな一日だった。天気予報で奈良も雨が降るようなことを言っていたけど、降ってはいなかった、と思う。というのも、マンションの部屋の中にいると、小雨くらいだったら降っているかどうかがわからない。出掛ける用事もなければ、気になることもない。去年は、まだ一戸建てに住んでいた。もちろん借家だけどね。その一戸建ての冬は寒かった。特に去年はね。なんで一戸建てにこだわったかというと、それは犬の陸がいたから。陸は体重が40キロ前後の大型犬。だからまずマンションでは飼えるところはなく、それで一戸建てってわけ。2年前の春に15歳で死んじゃったんだけど、大型犬が家の中をうろうろしていると、確かに寒いけど、気持ちとしては暖かく感じる。それに冬はよく、私のパソコン机の下に潜り込んでいたから、私の足下がほの暖かい暖房器代わりになったかもしれない。陸がいなくなって、去年は寒々したものだ。しかし、マンションの冬は違うね。機密性が高いってことでもない。寒いんだけど、ほのかに下から暖かさが伝わってくるような感覚がある。たとえば、前日の夜の11時くらいにリビングのエアコンや床暖房を完全に切って私たちは寝室に入るのだが、次の日の朝、6時くらいでもリビングの気温はかろうじて20度くらいを保っている。外は氷点下のこともしばしばなのに。つまりマンションの建物全体で暖かさをキープしているような感じがあるのだ。そんなわけで総合的に、マンションの冬は快適でした。