おいしい干物も、最後の一匹。


昨年末に、妻のお友だちから送られてきた干物が、とうとう最後となりました。この干物は、私たちが1年だけ暮らした大分で知り合った妻のお友だちから送られてきたもの。この他にもクロメとかいろいろあったのですが、みんな食べ尽くして、これが最後のアジの干物です。つまり、この干物は大分産ってわけ。なので、そんじょそこらの干物とは断然おいしさが違う。たぶん、天日干しなので旨みが違うのですね。ふだん、めったに干物には手を付けない猫の殿が、この大分産の干物になるとテーブルに上ってきて、妻の側にちょこんとおすわりして、おすそわけを待っている。そういえば、美味しんぼという漫画の中で、干物を食べない猫、というのがありました。その食べない干物は、天日干しではなく、機械乾燥の干物だったので、猫はそれをわかっていて、機械干しはおいしくないから食べなかった、という話しでした。我が家の殿ちゃんも、この干物がおいしいとわかっているのですね。当然、おいしかった干物、ごちそうさまでした。